寒い季節に食べたくなる
フルーツのひとつといえば、りんご。
そのまま食べても調理してもおいしく、
栄養もたっぷりなまさに万能選手です。
価格もお財布に優しく、日本のどこでも手に入るので、
多くの人にとっては小さい頃から
とても身近なフルーツなのではないでしょうか。
しかし、親しみ慣れている分
その健康効果はあまりご存知ないかもしれません。
この記事では、そんなりんごのカロリー・栄養分や
保存方法などについてまとめています。
りんごの本当のパワーを知って、
旬の時期をもっとおいしく過ごしましょう!
知られざるりんごのパワー!カロリーと栄養
「りんごダイエット」なるものを
耳にしたことのある方も
いらっしゃるかもしれません。
その名の通り、1日のうち1食を
りんごに置き換えるという
手軽なダイエット法です。
りんごがなぜダイエットに効くかというと、
りんごが低カロリーかつバランスよく栄養を含み、
しかも腹持ちがいいから。
標準的なサイズのりんごは
1つあたり138kcal前後と言われており、
お茶碗1杯のご飯の約半分程度にあたります。
りんご1つでもかなりお腹はいっぱいになるので、
なかなかお得な食材と言えそうですよね。
また、健康や美容に嬉しい栄養が
多く含まれている点もその魅力です。
たとえば、強い抗酸化作用を持つ
ポリフェノールはアンチエイジングに、
ビタミンCはお肌のみずみずしさを保つのに役立ちます。
ちなみにポリフェノールはりんごが
茶色くなる原因物質です。
また、リンゴのビタミンCは
過熱しても失われないという特性があるため、
火を通す調理を行っても大丈夫。
ペクチンという食物繊維も
代表的なリンゴの栄養素で、
便秘解消や血圧の上昇抑制の働きがあります。
他にもリンゴには様々な栄養が
バランスよく含まれており、
食べることを習慣づけると
体調が徐々によくなっていきます。
これが「リンゴは医者を遠ざける」
と言われる所以なのですね。
また、リンゴと言えば皮をむいて
食べるのが一般的ですが、
実はふつう捨てられてしまう皮にも
たくさん栄養が入っています。
なので、できるだけよく洗って
皮も一緒に食べるとより健康効果が増します。
もう茶色くならない!ベストな保存の仕方とは?
せっかく買ってきても、
すぐに傷んでしまったり茶色くなったりと
保存に一苦労しがちなりんご。
でも、りんごは本来長期保存に向いており、
正しく管理すれば
秋から冬までもたせることができます。
気を付けるべきことは、
温度が一定して低く湿度が
高い環境を作ることです。
特に18℃以上の場所では傷みが早く、
味も早く悪くなってしまいます。
一番いいのは冷蔵庫で、
ビニールに入れたりラップか
新聞紙にくるんだりしてから
入れるとより長持ちします。
ちなみに、最も長持ちしやすい品種は
「ふじ」だと言われています。
また、冷凍保存も効果的です。
大量にあるときなどは、
すりおろして冷凍しておくと
冷凍庫の中でもかさみません。
また、リンゴに多く含まれる
果糖という糖分は冷やすことで甘みが増します。
「冷凍リンゴ」はレシピとしても注目を集めており、
そのままで食べてもシャーベットのように楽しめますし、
スムージーやフローズンヨーグルトなどに
アレンジしてもハズレのないおいしさです。
いかがでしたか?
とても気軽に食べられるりんごですが、
実はこんなに体にいいフルーツだったのです。
また、調理の幅も広く変幻自在、
毎日食べても飽きません。
旬のリンゴを上手に活用して、
より健康生活を目指しましょう!