おかゆとマスク

風邪の多くはウイルスが原因で、特効薬はなく、休養・水分・食事で体が治すのを助けるのが基本です。食べ物は、おかゆやうどん、スープなど消化がよく、水分のとれるものがおすすめです。お酒は体の回復を妨げるので、治るまでは控えてください。

この記事では、風邪のときにおすすめの食べ物・飲み物、お酒について、花粉症との見分け方をまとめました。

風邪のときにおすすめの食べ物・飲み物

状態 おすすめ
食欲がない おかゆ、うどん、スープ、みそ汁、ゼリー、果物
熱があって汗をかく 水、お茶、経口補水液、スポーツドリンク
のどが痛い やわらかく、刺激の少ないもの(茶わん蒸し、豆腐、プリンなど)
少し食べられるようになった 卵、豆腐、鶏肉、白身魚などのたんぱく質を少しずつ

食べられないときは、無理に食べなくても大丈夫です。水分だけはしっかりとるようにしてください。

風邪のときのお酒は?

「卵酒で温まる」「お酒で消毒」と言われることがありますが、お酒は体の回復を妨げ、脱水や睡眠の質の低下にもつながります。風邪薬とお酒を一緒にとると、薬の副作用が強く出ることもあります。治るまではお酒は控えてください。

風邪と花粉症の見分け方

症状 風邪 花粉症
熱 出ることが多い ほとんど出ない(微熱程度)
のどの痛み よくある あまりない
鼻水 はじめは水っぽく、だんだん粘り気が出る 水のようにさらさら
目のかゆみ あまりない よくある
続く期間 1週間〜10日くらい 花粉が飛んでいる間ずっと

花粉症の対策は花粉症の記事にまとめています。

病院に行ったほうがいいとき

  • 高い熱が続く、ぐったりしている
  • 息苦しい、胸が痛い
  • 水分がとれない、尿が少ない
  • 症状が1週間以上よくならない、一度よくなったのにまた悪くなった
  • 高齢者、乳幼児、妊娠中の人、持病のある人

インフルエンザなど、風邪に似たほかの病気のこともあります。

よくある質問

抗生物質は効く?

風邪のほとんどはウイルスが原因なので、細菌に効く抗生物質は効きません。医師が細菌の感染を疑った場合にだけ使われます。

ビタミンCをたくさんとると早く治る?

ビタミンCをとっても、風邪の予防や治る速さに大きな効果はないとする研究が多いです。ふだんから食事で足りていれば十分だと思います。

正直、風邪のときにいちばん効くのは、早めに休むことだと思います。無理をして仕事を続けると、かえって長引きがちです。

まとめ

  • 風邪に特効薬はない。休養・水分・消化のいい食事が基本
  • お酒は回復を妨げるので、治るまで控える
  • 熱やのどの痛みがあれば風邪、目のかゆみとさらさらの鼻水なら花粉症の可能性
  • 息苦しさ、水分がとれない、長引くときは受診を

水分のとり方は脱水の記事にまとめています。

参考:厚生労働省 e-ヘルスネット/日本呼吸器学会