チアシードとブルーベリーのヨーグルト

チアシードは、食物繊維とオメガ3(α-リノレン酸)が多い小さな種です。大さじ1(約10g)で、食物繊維は約3.4g、α-リノレン酸は約1.8gとれます。ただ、カロリーも約49kcalあり、食べるだけでやせる食べ物ではありません。食べるときは、水やヨーグルトなどで十分にふやかしてからにしてください。

この記事では、チアシードの栄養、食べ方とタイミング、注意点をまとめました。

チアシードの栄養

チアシードは、日本の食品成分表には載っていないので、アメリカ農務省(USDA)の食品データベースの値(乾燥・100gあたり)を使っています。

成分 100gあたり 大さじ1(約10g)
エネルギー 486kcal 約49kcal
たんぱく質 16.5g 約1.7g
脂質 30.7g 約3.1g
食物繊維 34.4g 約3.4g
α-リノレン酸(オメガ3) 17.8g 約1.8g

大さじ1で、成人の1日のオメガ3の目安量(男性2.0〜2.2g、女性1.6〜2.0g程度)に近い量がとれます。食物繊維は、納豆1パック(約3.8g)と同じくらいです。

チアシードの効果はどこまで確か?

  • 食物繊維・オメガ3がとれる:これは成分の値どおりで、確かな強みです。
  • ダイエット:水分を吸ってふくらむので、満腹感が出やすいと言われます。ただ、チアシードを食べた人が大きくやせた、という確かな研究はあまりありません。1食のカロリーを置き換える使い方なら助けになります。
  • 美容:元の記事では「いいことだらけの万能食材」と書いていましたが、美肌などへの効果がはっきり確かめられたわけではありません。

食べ方

  • ふやかしてから食べる:チアシードは水分を吸って、10倍くらいにふくらむと言われます。乾いたまま大量に食べると、のどや食道でふくらんで詰まる危険があります。水やヨーグルト、豆乳などに入れて、10〜15分以上おいてから食べてください。
  • ヨーグルトや豆乳に混ぜる:前の晩に入れておくと、朝にはプルプルになっています。
  • 1日大さじ1くらいから:食物繊維が多いので、急に増やすとおなかがはることがあります。

食べるタイミングに、特に決まりはありません。朝食に入れると習慣にしやすいと思います。

注意点

  • 乾いたまま食べない:特に、飲み込む力が弱い人や子どもは注意してください。
  • カロリー:大さじ1で約49kcalあります。何杯も入れると、すぐにカロリーが増えます。
  • 薬を飲んでいる人:血をかたまりにくくする薬などを飲んでいる人は、オメガ3を多くとる前に医師に相談してください。

正直、チアシードは「そのものの味がほぼない」ので、続けるにはヨーグルトのような食べ慣れたものに混ぜるのがいちばんだと思います。値段はやや高めなので、食物繊維が目的なら、納豆やオートミールでも十分です。

よくある質問

バジルシードとの違いは?

どちらも水でふくらむ種ですが、別の植物です。オメガ3はチアシードのほうが多いとされています。

加熱してもいい?

食べられますが、オメガ3は熱に弱いので、加熱しない食べ方のほうが向いています。

まとめ

  • 大さじ1で食物繊維約3.4g、オメガ3約1.8g、約49kcal
  • 食べるだけでやせる根拠はない。置き換えに使うなら助けになる
  • 必ずふやかしてから食べる。乾いたままは危険
  • 1日大さじ1くらいから、少しずつ

オメガ3の多い食べ物はオメガ3脂肪酸を多く含む食品の記事、食物繊維は食物繊維が多い食べ物一覧にまとめています。

参考:U.S. Department of Agriculture, FoodData Central(Seeds, chia seeds, dried)/厚生労働省「日本人の食事摂取基準」/国立健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報