みなさん、カフェイン摂っていますか?

意識して摂っているわけではないと思いますが、
コーヒーや、お茶、ココア、エナジードリンクなど
飲んでいれば、自然と摂っていますよね。

ただ、カフェインの注意しないといけないのは、
死に至ることがあるということです。

死に至ることがあるならば、
副作用もありそうです。

でも、どれくらい摂ると
死に至るのかというのはご存じないと思います。

今回は、カフェインの致死量と、
副作用があるのかについて
お伝えしていこうと思います!

 

 

カフェインの致死量は?

カフェインの致死量は、
体重や肝機能によって差があります。

肝機能は人それぞれですので、
体重に限って考えていくと、
体重(kg)÷5 をした数字が
おおよその致死量(g)とされています。
体重60kgの人なら12gというわけですね。

この量を集中的に短時間で
摂取すると死に至ります。

12gと言ったって、コーヒーでいうと
150mlを120杯飲む必要があります。
こんなに飲む人いませんよね!

だから、よほどでない限り
大丈夫なのです。

ただ、肝機能は年を重ねるにつれ
悪くなるとされていますから、

成人ならおおよそ5~10gほどと
考えたほうがよいかと思います。

でも、カフェインが含まれているのは、
冒頭でも述べた通り
コーヒーだけではありません。

組み合わせることによって
大量に摂取することもできてしまうので
注意が必要なのです。

冒頭で述べた、コーヒー、お茶、ココア、
エナジードリンクなどのほかにも、
頭痛薬や、風邪薬、鼻炎薬などなど
さまざまな薬に含まれていることがあります。

よく摂りそうなものをピックアップして
含有量を見てみると・・・

・コーヒー(150ml)・・・・・・・・・100mg
・緑茶・ウーロン茶(500ml)・・・・・100mg
・ココア(150ml)・・・・・・・・・・50mg
・モンスターエナジー1缶・・・・・・144mg
・頭痛薬1回量・・・・・・・・・・・80mg

といった具合です。

種類によって差はありますが、
致死量となるとかなりの量となりそうですね。

 

副作用はあるの?

死に至る可能性があるわけですから、
副作用も存在します。

副作用、というよりも中毒になると
言われることが多いですね。

致死量よりも少ない量で
中毒症状は出ますので、注意が必要です!
もしかしたらすでに出ている方もいるかと思います。

急性症状と慢性中毒に分けて
お話していきます。

急性症状には、神経を圧迫することによる
視覚・聴覚異常、落ち着きがなくなる、
緊張感、感覚過敏、多弁、不安、一時的な不眠症

妄想、幻覚、精神疾患の悪化、胃痛、
吐き気・嘔吐、心拍増加、動悸
頻尿、赤面、けいれんなどがあります。

この症状を起こす可能性があるのは
1時間以内で6.5mg/kg以上摂取した場合です。

また、完全に発症するとされているのは
3時間以内で17mg/kg以上摂取した場合です。

意外とすぐですね。

続いて、慢性中毒症状には、
急性症状の悪化した症状が見られます。

焦燥感、神経過敏、興奮、睡眠障害、
顔面紅潮、吐き気、頻尿、頻脈
などがおこります。

起こる可能性がある量(g)は
1日におおよそ、体重(kg)×0.1です。

完全に発症する量(g)は
1日におおよそ(体重(kg)÷5-4)×1.25+5です。

この、慢性中毒症となると、
カフェインを摂らないと
不安になったりすることもあります。

恐ろしいですね・・・。

さて、ここまでカフェインの致死量と、
副作用についてお話してきました。

いかがでしたでしょうか。

致死量と中毒量とが違い、
中毒でも、吐き気であったりと、
さまざまな症状に悩まされることなるわけですね。

コーヒーを飲みたくなることもありますが、
量に気を付けて、症状に悩まされなくても
よいようにしていきたいですね!