断食は最近健康法としてとても注目されていますね。
しかしやり方や効果、症状などを知らず、
むやみに行うと危険な方法になってしまうことも確かです。

断食を行うと頭痛が出るということが特徴的なのですが、
それはなぜなのか、危険な状態というわけではないのか、
気になりますよね。

また断食を行った際に必ず必要となる
回復食というものがあります。

この回復食も間違った食べ方をすると
リバウンドや血糖値の急上昇の原因となるので
気を付けなければいけません。

今回は断食のやり方や断食中の症状、
断食後の回復食を詳しく見ていきましょう。


断食の効果で頭痛が出る?

まずは断食を行うとどのような効果があるのか見てみます。
普段乱れた食生活をしていると、
解毒作用のある肝臓の働きが低下します。
すると体内に有害物質が増え、主に脂肪に蓄積されてしまいます。

しかし、断食を行うことにより脂肪の燃焼が起こるため、
この溜まった毒素を排出することができます。

なぜ断食を行うと脂肪が燃えるのか。
それは体内に食べ物を入れないことで
体はエネルギーに変換するものがなくなります。

すると、脂肪や肝臓に蓄積されている
グリコーゲンをエネルギーに変換するため、
脂肪の分解、つまり燃焼が促されるのです。

体の毒素を排出するデトックス効果、
脂肪を燃焼するダイエット効果が期待できます。

また食べ物を体内に取り入れないことで、
内臓を休ませることができます。

普段過食気味になりがちな現代では
内臓は常に消化吸収へ使われています。

しかし、断食をすることにより、
消化吸収をしなくてよくなった内臓は
組織の再生を行います。
内臓の働きの回復が見込めますね。

これは腸内環境が整うことにつながります。
腸内環境が整うと肌荒れもなくなり、
善玉菌が増えることにより便秘の解消になります。

さらに腸内環境が整うと免疫力の担い手である
白血球が活性化し、免疫力の向上にも効果が表れます。
断食は健康と美容にとても良い方法と言えます。

断食を行った翌日は内臓の休まりを感じ、
肌の調子もよくなっているため、
とてもスッキリした気持ちになれるでしょう。

さて、このようにいいことだらけの断食なのですが、
実は断食中に現れる「断食反応」
と言われているものがあります。
その代表が頭痛です。

先程脂肪が燃焼するとありましたが、
炭水化物のない状態では不完全燃焼を起こします。
その際体内ではケトン体という中間物質が生成されます。

このケトン体は断食中の脳エネルギーとなるのですが、
脳はケトン体に慣れていない為、
その反応として頭痛が起こるのです。

低血糖によっておこるものではなく、
断食の効果が現れていると考えても良いでしょう。

また、このケトン体は酸性です。
人間の体は弱アルカリ性ですので、
このケトン体を排出しようと反応し、
吐き気をもよおす場合もあります。

このような反応が断食反応と呼ばれるものです。
少し辛いですが断食がうまくいっていると思ってください。
また、このような反応が出た場合の対処法を
以下の断食のやり方で説明します。

こういった断食反応であれば
あまり問題はないのですが、
別の症状が出た場合は危険なことがありますので、
個人で無理に行わないようにしましょう。



(⇦断食について、もっと深く知りたいという方にオススメです。)

断食のやり方は?何故健康に良いのか

では続いてやり方を見てみましょう。
断食と聞くととても辛いイメージが湧きますよね。

しかし、断食のやり方にもいくつか種類があります。

半日だけ、1日だけというプチ断食や二日以上の本断食です。
自分でやってみようという方はプチ断食がオススメです。
実際半日や一日でも効果は現れますし、
それほどストレスにもなりません。

本断食を個人でやることは
一日のものに比べてリスクが高まります。

三日以上本断食を行いたい場合は
個人でやることはリスクが高い為、
必ず施設を利用するようにしましょう。

では、断食の始め方から見てみましょう。
まずはいつ断食を行うか日にちを決めます。

行いやすいのは1日をゆったりと過ごせる休日です。
できるだけストレスのない日を選びましょう。

日にちが決まったらその前日から準備を始めます。
準備というのは夕食に消化のいいものを食べることです。
また就寝の三時間以上前に食事はすませましょう。

前日の夕食では油物や炭水化物などを避け、
豆腐や薄めの味噌汁など胃に負担をかけない物がオススメです。

この準備は半日断食、1日断食、本断食でも
共通ですので必ず実行しましょう。

では断食当日を半日と1日で分けて見てみます。
本断食は1日断食の延長です。
半日断食の場合は朝食や夕食を抜くものです。

一日二食の人はいつの間にか半日断食に
なっているということですね。
効果はさほど得られないかもしれません。

一日断食は一日中水以外口にしない方法です。
お夕方からお腹が空いてくると思いますが、我慢しましょう。
また、水分の摂りすぎも注意です。

普段で一日2リットルが目安ですので、
それより少し多めにとるくらいにしましょう。

さて、先程ありました頭痛ですが、
一日断食をすると出てくる可能性があります。
この場合は栄養補給が必要なのですが、
そこでハチミツが効果的です。

ハチミツは栄養価が高く、
程よい糖分を摂取することができますので
少量口にしてみると良いです。

頭痛が出た時の注意点ですが、
水分のとりすぎや、吸収が良いからと
スポーツドリンクを飲むことはやめましょう。

血液中の糖分がさらに薄まるので危険です。
また、栄養を摂りすぎると血糖値の急上昇を
まねく原因となるので、こちらも注意するようにしましょう。

断食は健康法としてとても効果的ですが、
最中に体調がすぐれなくなった場合は
すぐにやめることも大切です。

せっかく夜まで我慢したのだからと
無理に続けることは絶対にしないでください。

無理なく気持ちに余裕があるときに
挑戦してみてくださいね。

では次に回復食について見ていきます。
こちらもとても大切ですので、参考にしてみてください。

回復食のオススメメニューは?

回復食は断食をした次の日に必ず行うようにしましょう。
断食をした体に急にいつものように食事をしてしまうと
血糖値の急上昇や、リバウンドの原因となります。
徐々に食事量を増やしていきましょう。

一般的には断食を行った日数と同じ日数は
回復食で過ごすようにします。
三日断食をした場合は断食後三日間を
回復食で過ごすということですね。


さて、回復食ですが、
何を食べたらいいのか気になりますよね。
今回は三日断食をした場合の
メニューを見てみましょう。

断食が終わった次の日の朝に重湯、
お昼と夕食はおかゆと具なしの味噌汁です。

二日目は朝におかゆと具入りの味噌汁、
昼にはおかゆをご飯に変え味噌汁、
温野菜などもプラスします。

ただしご飯の量は少なめにしましょう。
味噌汁も薄めで油揚げなどの油ものは
入れないようにします。

夜にはひじきの煮物など消化によく、
栄養価の高いものを加えます。

では三日目です。
朝はご飯と野菜がたくさん入ったスープ、
冷ややっこなどの植物性タンパク質も食べていきましょう。

昼にはうどんや蕎麦を食べても大丈夫です。
回復食最後の夜は油ものや動物性たんぱく質を
摂らなければ基本的に何を食べても
胃もたれなどを起こす心配はありませんが、
できるだけ消化の良いものを選ぶようにしましょう。

この次の日からは普段の食事に戻るのですが、
きっと量が食べられなくなっています。

また、濃い味のものを欲さなくなっていると思いますので、
リバウンドが怖くありませんね。

断食は期間が長いほど回復食に気を使う必要があります。
一日程度ですと、次の日は朝からおかゆでも大丈夫ですし、
三日より長く続けるとなると、
もっと緻密なメニューにしていかなければなりません。

健康の為に断食を行うのですから、
それを無駄にしないためにも
専門の方にしっかりとやり方を確認するようにしてください。

いかがでしたでしょうか?
断食がこんなにも健康に効果的だとはと
驚いた方もいるかもしれません。

一日でできる手軽な断食もあることも嬉しいですね。
必ず体調の良い日に行い、心にも余裕があるときに行いましょう。

そして、正しいやり方で無理せず行うようにしましょう。