年末年始でお仕事や学校が
お休みの方も多いのではないでしょうか。
なかなかないまとまったお休み、
しっかり体を休められていますか?
お正月の準備で忙しかったり、
また「仕事でそれどころじゃないよ!」
という方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、お疲れの時の体力回復に
効果のある食べ物や、
食事の方法をご紹介いたします。
もちろんお正月限定ではなく、
一年中お使いいただける知識ですよ!
食べ物から栄養を!疲労回復に効く食べ物とは?
疲労回復の効果を持つ食べ物として
まず名前を挙げたいのが肉類。
牛肉には脂肪燃焼も期待できるカルチニン、
鶏肉には老化も防ぐイミダゾールジペプチドなど、
疲労回復以外にも効能があるのもうれしいですよね。
また豚肉は肉類の中でも特に
疲労回復効果が高いことで知られています。
多量のビタミンB1が含まれており、
その量は牛肉の10倍にも上ります。
モモ・ロース・ヒレが最も含有量が高い部位になります。
ただ、あまりに大量の摂取は逆に疲労をもたらしますが、
クエン酸も併せてとれば問題ありません。
これはクエン酸に疲労物質を体内から
排出する効果があるためです。
レモンなどの柑橘類はクエン酸を多く含むので、
なるべく一緒に利用しましょう。
また、玉ねぎも疲労回復に効果があります。
しかも玉ねぎの疲労回復効果は、
フィジカルなものだけでなく
メンタルの疲労にも及ぶので、
ストレスの多い方におすすめの食材です。
また、火を通すなどの調理を加えると
効果が弱まってしまうので、
なるべくサラダなどにして
生の状態で食べるようにしましょう。
加えて疲労回復効果で有名なのが、
チョコレートやキャンディなどの甘いもの。
これは、これらの食べ物に含まれる
ブドウ糖という糖分の一種の働きによります。
ブドウ糖は体の活動のエネルギー源となる物質なのですが、
体内に貯蔵することができないので
定期的な摂取は効果的と言えます。
ただし、甘いものが効果を発揮するのは
体力的な疲労というより「頭を使って疲れた…」
というタイプの疲れ。
脳は体内で一番多くのブドウ糖を消費する器官なのです。
さらに、フルーツも疲労を回復してくれます。
フルーツはたくさんの酵素
(疲労回復はじめ様々な身体の働きに不可欠な物質)
を含み、体内で作られる酵素の量には
限りがありますがフルーツを採れば
それを補うことができるのです。
ただし、この際に注意したいのが
食べるタイミングです。
多くの人はフルーツといえば
食後に食べるイメージをお持ちかと思います。
でもこれは、疲労回復の面から見るとNG。
フルーツは比較的早く体内に吸収され、
酵素も取り込まれて働き始めるのですが、
食後に食べるとその効果が打ち消されてしまうのです。
疲労回復のためには、食前にとるほうが効果的なのです。
食べ方にも気を配ろう!効果的な食事方法
「食事に気を遣う」というと、
ついついカロリー計算に目が行きがち。
でも、疲労をきちんと回復するには
正しい食材の選び方や食事のとり方自体を
見直す必要があるかもしれません。
健康的な食事法に気を付ければ、
代謝も上がって若々しさが増し、
ひいては体重を適正な数値に
近づけることもできるようになります。
まず、ダイエットを気にしすぎて
食事を抜くことはやめましょう。
特に炭水化物を抜くことは逆に代謝を悪くし、
脂肪がつきやすくなってしまいます。
また、甘いもののとりすぎに注意することは言わずもがな。
また、理想的な食事というのは
「1日でちょうど使い切れる量の栄養素を含む食事」
と言われており、いくらいい効能のある栄養素でも
過多に摂取すれば逆効果になってしまうのです。
食事は、休息とともに疲労を回復するキーになる活動です。
食材や食事に気を遣うことで、
溜まりがちな疲れを効果的に解消することができます。
またいうまでもなく、
友達と出かけたり趣味に打ち込んだりといった、
自分に合うストレス解消法を見つけることも大切です。
生活習慣とリラックスにしっかり気を配り、
長引く疲れとおさらばして
バイタリティーあふれる生活を手に入れませんか?