コーヒーは眠気覚ましや、
集中力アップなどの効果があり、
仕事の休憩時間やおやつの時間などに口にして、
ほっと一息入れるというかた多いと思います。
夏の暑い日には冷えたアイスコーヒー、
寒い日にはホットでからだを温めるなど
飲み方もさまざまです。
豆の種類や入れ方によっても違った味を
楽しむことができます。
最近では缶コーヒーでも入れたてのように
香りが高いものが販売されるなど、
おいしいコーヒーが日常生活になじんでいます。
そんなコーヒーですが、眠気覚まし以外にも、
さまざまな効能があるのです。
そこで今回は、コーヒーの効果や効能について
詳しく見ていきます。
コーヒーの効果
コーヒーが眠気覚ましに効果的なことは有名ですが、
これは、コーヒーに含まれるかカフェインが、
アデノシンという睡眠物質の働きを抑えるためです。
さらにコーヒーの香りを嗅ぐことで、
人の脳からはアルファ派が生じます。
アルファ波は、リッラクス状態のときや、
何かに意識が集中しているときにでる脳波です。
コーヒーを飲むと集中できるというのは、
コーヒーの香りを嗅いだ脳から
このアルファ波が生じているからです。
カフェインは、眠気覚ましだけでなく、
脂肪酸濃度を上昇させる働きがあるので、
脂肪燃焼の効果もあり、ダイエットにも最適です。
コーヒーの飲み方
コーヒーによって効果を得たい場合、
ただやみくもに飲めばいいという
わけではありません。
より効果を実感するためには、
コーヒーを飲むタイミングが重要です。
運動を始めてから
脂肪をエネルギーに変換するには
時間がかかるので、ダイエット効果を得たい場合は、
運動する20分ほど前にコーヒーを飲むとより効果的です。
眠気覚ましとしてコーヒーを取り入れたい場合は
飲んでからカフェインの血中濃度が最大になるのは
どのくらいでしょうか。
ホットコーヒーで30分~1時間、
アイスコーヒーで1~2時間かかりますので、
それを考慮して飲みましょう。
持続時間は、4~5時間です。
早めに効果を得たい場合、
アイスよりホットの方が効果的といえます。
カフェイン含有用と豆の違い
コーヒーも入れ方によって、
カフェインの量は変わります。
例えば、挽いた豆を、フィルターを通して
じっくりこしていくドリップコーヒーと、
専用マシーンなどで強制的に圧力をかけ、
一気に抽出するエスプレッソでは、
エスプレッソもほうが、
カフェイン含有量は高くなっています。
さらにインスタントコーヒーは
ドリップコーヒーの半分ほどのカフェイン含有量です。
次に、コーヒー豆の違いについてです。
コーヒーは豆の種類によって
それぞれ味の違いがあります。
代表的なものをいくつか紹介します。
・ブルーマウンテン
ジャマイカの東側のブルーマウンテン山脈の
内側で栽培される豆です。
しっとりした甘みが特徴で、酸味やコク、
香りのバランスがよく、コーヒーの王様と呼ばれています。
・モカ
コーヒー発祥の地とされる
エチオピアとイエメンで栽培される豆です。
青リンゴのような軽やかな風味です。
・キリマンジャロ
タンザニアのキリマンジャロの
斜面で栽培される豆です。
柑橘系のフルーティーな風味が特徴です。
飲み方は好みによってさまざまですが、
まずは何も入れず香りを楽しむのも
コーヒーの味わい方の一つです。
味や香りの違いが分かってきたら、
豆をブレンドするなど、楽しみながら、
コーヒーを取り入れて、
集中力アップやダイエットにつなげてみてください。