みなさん、えごまって何かご存知ですか?
えごまはシソ科の植物ですね。
そのシソ科の実から作られるのが、えごま油です。
そのえごま油がダイエットに良いって
聞いたことありませんか?
実際には、どうなのでしょうか。
そしてあまり主流な油でないからこそ
使い方が分からない方もいるかと思いますので、
今回は、えごま油の効果・効能についてと、
使い方・食べ方についてお伝えしていきますね!
えごま油の効果・効能は?
言われている通り、
えごま油は体に良い効果があります。
簡単にですが、どんな成分があるから
どんな効果があるのかを紹介していきます!
①ダイエット効果
女性に嬉しいダイエット効果があります。
これは、えごま油に多く含まれる
αーリノレン酸と、ロズマリン酸のおかげです。
αーリノレン酸は、脂肪を分解する
酵素であるリパーゼに働きかけます。
このため、体に溜まった脂肪を
燃焼してくれるのです!
また、αーリノレン酸を摂ると
腹持ちが良くなります。
なので、食欲を抑えられ、
ダイエットに向いているのです。
ロズマリン酸は、
余分な糖の吸収を防いでくれます。
また、同時に食べた炭水化物を
少しだけ中性脂肪に
変わらないようにしてくれます!
代謝も促進させてくれるので、
とり続ければ痩せやすい体に
なれるというわけです!
嬉しいですね!
②美肌効果
α-リノレン酸は、肌の潤いを
保ってくれる効果もあるのです。
正確には、コラーゲン生成を
促進してくれる働きを持ちます。
また、炎症を抑えてくれる効果もあり、
ニキビの予防にも良いです。
油を摂るとニキビができやすいと
言われますが、えごま油なら
少し抑えてくれるのですね!頼もしいです。
③認知症やうつ症状を和らげる効果
α-リノレン酸は、
体内でDHAや、EPAという
栄養素に変化します。
これらは、魚に多く含まれる
成分として有名ですよね!
この、DHAやEPAが神経細胞を
活性化させてくれるのです。
また、血行も良くしてくれますので、
血管疾患の予防にも良いです。
いかがでしょうか。
どれも嬉しい効果ですし、
えごま油を摂りたくなりますよね!
少し話は脱線しますが、
私自身、DHA・EPAは毎日欠かさず
摂るようにしています。
・フィッシュオイル(DHA・EPAを多く含む)
・マルチビタミン
・植物性プロテイン
は日常的に必ず摂取するようにした方がいいでしょう。
人が生きていく上で必要な五大栄養素として、
タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂質、炭水化物、
(ファイトケミカル)があります。
その中でも、特にタンパク質、ビタミン、ミネラル、
良質な脂質(フィッシュオイル)は
食事から摂取するよりも
サプリを飲んだ方が効率的に
摂取することができるかと思います。
DHA・EPAに関しては以前の記事で紹介しました。
興味がありましたら、
最下部の関連記事からご覧ください。
効果を得るための使い方・食べ方は?
実は、えごま油は摂り方や量にも注意が必要です。
熱に弱いから、火にはかけないで!!
えごま油に含まれるα-リノレン酸は熱に弱いのです。
加熱すると壊れてしまい、
先ほどお伝えしたような効果が
得られなくなってしまいます。
食べ物で温まるぐらいなら耐えられますので、
調理が終わった後の仕上げで
お皿に盛るときぐらいに
和えるようにしましょう。
私のおすすめは、
お味噌汁に入れることです。
少しコクが出るような感じで、
味で邪魔をすることはありません。
量は、1日に小さじ1杯だけ!!
α-リノレン酸は1日に2gの摂取が推奨されています。
大体ですが、えごま油の60%が
α-リノレン酸なので、えごま油を5g摂れば十分です。
多く摂りすぎるとお腹が緩くなったり、
油であることに変わりはないので、
摂取カロリーが多くなってしまい、
ダイエット効果が薄れてしまいます・・・。
ただ、認知症予防の効果を望んでいる場合、
DHA・EPAの量から考えると大さじ1が望ましいです。
小さじ1から始めて、
大さじ1までの間でお腹が
緩くなりすぎないように
自分の体に合わせて調節してください!
えごま油を摂っているだけではだめ!!
えごま油は、あくまでも、サポートです。
効果として先ほどあげたようなことが
あることは間違いないです。
が、えごま油を摂っているからといって、
どんな食生活、生活習慣でも
大丈夫なわけがありません!
ちゃんと栄養バランスを出来るだけ考えた食事をとり、
運動もしていくことがより効果を得るためには必要です。
さて、ここまでえごま油の効果・効能、
使い方、食べ方についてお伝えしてきました。
いかがでしたでしょうか。
たくさんの身体に良い効果が得られるように
ちゃんとした摂り方をして、
生活習慣を改めていきたいものですね!