ドライフラワー①の画像

買ってきた花やプレゼントでもらった花を少しでも長く飾っておきたい、
ほとんどの方がそう思われるのではないでしょうか。

だけど生花を長持ちさせるのは難しいですよね。
そこで活用していただきたいのがドライフラワーです。

生花はもちろん綺麗ですが、このドライフラワーも
味があり違った楽しみ方があります。

生花を楽しんだあとにドライフラワーにするとより一層長く楽しめますね。

さて今回はこのドライフラワーの作り方をご紹介します。
また作ったドライフラワーはアイディア次第で様々な飾り方ができます。
そちらも加えて見てみましょう。

 

ドライフラワーの作り方は?

ドライフラワーは自宅で簡単に作れます。
できるだけ生花の鮮度が良い時に始めましょう。

一般的な作り方としては花を吊るして乾燥させる方法です。

やり方はまず花束の場合は一本一本分け、それを直射日光の
当たらない風通しの良い場所に吊るします。

花が密集していると乾燥しにくくなるため、
できるだけ離しておくようにし、
花が下になるように逆さにして吊るしましょう。

また、葉の多いものは不要な部分を
取り除くようにすると綺麗に作ることができます。

季節によりますが、だいたい1~2週間ほどで完成します。
湿気に弱いので、梅雨時期など湿気の多い時は
除湿機の近くや冷蔵庫の中などで作ることをオススメします。

またアジサイやカスミソウなど花が密集したものがありますね。
この場合は、ドライインウォーター法というものがあります。

コップなどに少量の水を入れて挿しておくと自然にドライフラワーになります。
これらの方法が最も自然任せのやり方です。

そのため色合いは褪せたものとなりますが、
それはそれでアンティークな色合いになるので好みの方にはオススメです。

では少し手を加えて、早く作る方法をご紹介します。

一輪の花が入る程度の紙袋を用意します。
そこに花が下向きになるように入れドライヤーの温風を吹きかけます。

直接花に当たらないように5分程度乾かし続けてください。
ドライヤーによっては風量が強いものもありますので、
花びらなどが散ってしまわないように調節するようにしましょう。

袋から出して水分が抜けているようでしたら下準備は完了です。
袋の中が熱くなっていますので気を付けて出すようにしてください。

あとは先程あったように逆さにして吊るしておくと完成します。
そのまま吊るして待つよりも断然早く完成しますので、
是非参考にしてみてください。

色合いは変わりませんが、ひと手間で半分以上時間を短縮できます。

 

シリカゲルは効果的なのか?

一般的な方法をご紹介しましたが、続いては薬剤を使った方法も見てみましょう。
薬剤というのはシリカゲルです。乾燥材として使用されているものですね。

ドライフラワー用のシリカゲルがホームセンターなどで売っています。
これを使うと自然な方法よりも色合いが生花同然となり綺麗に仕上がります。

必要なものはドライフラワーにしたい花と密封できるタッパーなど、シリカゲルです。

まずはタッパーに3センチ程シリカゲルを敷きます。
そこに重ならないように花を並べます。

プーンなどで優しく花にシリカゲルを被せていきます。
花を傷つけないようにゆっくり被せましょう。
花や葉が隠れるくらいに被せたらしっかり蓋をします。

そのまま1~2週間ほど放置してください。
シリカゲルは水分を含むと青色からピンク色へ変色しますので、
それを目安にしてみてください。

放置後はゆっくりと容器から花を取り出します。
あとは好きな方法で飾るだけです。
とても簡単に綺麗なドライフラワーができますね。

注意点としては、シリカゲルは手につくと
手が荒れてしまうことがあるので、
ビニール手袋などを着用すると安全にできます。

自然乾燥の色合いも綺麗ですが、
生花のような色合いを残したい方には
このシリカゲルはとても効果的です。

また、この方法もひと手間加えると早く完成させることができます。

使用するのは電子レンジです。
使う容器も電子レンジに対応するものにしましょう。

方法は先程の花にシリカゲルを被せるところまでは同じで、
その後放置せず電子レンジにいれます。
このとき蓋やラップは必要ありません。
500ワットで約一分半加熱します。これだけで完成してしまうのです。

加熱後のシリカゲルは高温になっていますので
やけどをしないよう注意してください。
できたものは新聞紙に取り出すようにしましょう。

かなり時短できますので是非ためしてみてください。

またこのシリカゲルのいいところなのですが、使ったものを再利用できます。
フライパンなどで加熱してみてください。

水分を吸収しているためピンク色だったものが青色へ変色します。
全体的に青くなったら完成ですので密封できる容器に入れましょう。

シリカゲルを利用した作り方はとても効果的なのですが、
湿気にとても弱いので、飾るときは風通しのよい場所に飾るようにしましょう。

ドライフラワー②の画像
 

ドライフラワーの飾り方は?

せっかく作ったのですから可愛く部屋に飾りたいですよね。

アイディア次第でいろいろな飾り方ができるのですが、
今回はおすすめの飾り方をご紹介します。

まずは吊るす方法です。
これは、自然乾燥させたドライフラワーであればそのままでもいいですね。

リボンや英国新聞などで束ねて吊るすととてもオシャレに仕上がります。

ドライフラワー③の画像
また、瓶に入れて飾る方法もあります。
これは、湿気に弱いドライフラワーを保存するのにとても効果的な飾り方です。
瓶の中にシリカゲルを入れておくとさらに長持ちさせることができます。
見た目もオシャレでオススメです。

ドライフラワー④の画像
いろいろな花を組み合わせてリースを作るのも可愛いですね。
もちろん生花のように花瓶に飾っても綺麗です。

この他にも束ねたものを棚に飾るだけ、
お気に入りのグラスやカップに入れるだけでも
部屋が明るくて華やかになります。

いろいろな飾り方があるので考えながら飾ってみ楽しみもありますね。

 

いかがでしたでしょうか。
ドライフラワーは大切な花をできるだけ長く楽しませてくれる製法です。

これまで枯れて捨ててしまうことが多かった方は
是非試してみてはいかがでしょうか?
綺麗なドライフラワーを楽しく作ってみましょう。