今回は、冷え性の改善方法や対策、ツボマッサージは効果的なのか、妊娠しにくいのかということについて取り上げていきたいと思います。
冬寒い時期といえば、女性の大敵、冷え性。特に冬になると手足が冷えて寒い、という方とても多いと思います。最近では男性の冷え性も多いですよね。温めてもなかなか冷たくなって治らない・・・何とかしたいものですよね。
冷え性の改善方法、対策は？
まず、冷え性の症状について見てみましょう。
肩こりや頭痛がひどい、すぐ風邪をひく、腹痛や下痢が多い、集中力が低下する、アレルギーや肌荒れがひどくなる、生理不順になる、夜眠れない
このような症状があるかたは冷え性の可能性が高いです。ひどくなる前に改善しましょう。
では、次に、改善方法や対策についてです。まずは、なんといっても湯船につかること。特に一人暮らしの方や男性は面倒なのでシャワーで済ませがちですが、お風呂は全身を暖めるだけでなく、冷たくなり収縮した毛細血管を広げ、血行を良くして冷え性改善の手助けをしてくれます。効果的なお風呂の入りかたは、熱いお湯に入るのではなく少しぬるめ、４０度前後の熱さがちょうどよいと言われています。
みかんの皮やレモンなどは保温効果があるためおすすめです。また、冷え性に効果のある食べ物を食べるのもおすすめです。人参、ごぼう、ニラ、レンコン、かぼちゃ、ネギ、エビ、しょうが、にんにく、みそ、醤油、山芋、こんにゃくなどです。
逆に避けたほうが良い食べ物は、きゅうり、なす、白菜、もやし、メロン、スイカ、みかん、バナナ、昆布、わかめ、ご飯、うどんなどです。
飲み物は、代表的な生姜紅茶を始め、ココア、ホットミルク、コーンスープ、オニオンスープ、甘酒が効果的です。口に入れるものとしては、そのほかに漢方もあります。
漢方薬は食生活を変えづらい人、手軽さを求める人にはおすすめです。ただ漢方はすぐ効果が出るものではありません。飲み続けることによって体質改善を目的に、という方にはむいていると思います。
そのほか、腹巻をしたり湯たんぽ、ウォーキングなどの有酸素運動も効果があると言われています。実際、私の場合はランニングを定期的にしていた時期があったのですが、その時は冷え性がかなり改善されていましたね。最近はサボってしまいがちですが・・・
ツボは？
冷え性にはツボマッサージも効果的です。ツボは身体のエネルギーを調節するもので、うまく刺激することができれば血行促進につながったり、体調が良くなったりします。ツボを押すコツは、息を吐きながら痛いけど気持ちいい程度に刺激しましょう。３秒くらい力を入れて休憩を３、４回繰り返すといいでしょう。
代表的なツボは、
＜足＞・湧泉（ゆうせん）・・・裏の中心より少し上部（指を曲げたときにちょうどくぼみが出来るところ）
・三陰交（さんいんこう）・・・足の内側、くるぶしから４ほんあてて４本目の指のすぐ上にあるのが三陰交です。これは生理不順にも効くと言われています。
＜身体＞・中院（ちゅういん）・・・おへその上から親指を抜かした指４本分上にあります。 などがあります。
妊娠しにくい？
冷え性の人は妊娠しにくいのでしょうか？先程もあげた通り、冷え性になりやすい人のチェック項目には「生理不順」というのもあったので関係はありそうです。
では、なぜ冷えが妊娠に悪影響を及ぼすのでしょうか。それは妊娠に関するホルモンに悪影響を及ぼすからだそうです。ホルモンとは血流に乗ってターゲットする部位に到着して、作用する生理活性物質です。ですから冷え性のような血流の悪い状態が続くとホルモンがきちんと効く場所に届かず、作用しないことになり、妊娠しづらい身体になるそうです。
冷え性は本当に辛いものです。私もずっと冷え性で手足が冷たくて冬は家の中でも靴下必須です。冷え性でいていいことは正直ありません・・・。この改善方法などを参考に改善していきましょう！私も頑張ります！
