地震の画像

日本は地震大国と言われています。
記憶に新しいのは2011年に起こった東日本大震災ですね。
津波など予期せぬ二次災害も起こりました。

その他にも昔から地震は起こっており、
阪神淡路大震災も多大な被害を及ぼしました。

現在も頻繁に地震は起こっています。
いつまた大きな地震がきてもおかしくありません。

そのため自分で出来る対策はしっかり行わなければいけませんね。
今回は地震対策に役立つグッズや家具についてご紹介します。

また自宅以外の学校や会社はしっかり対策がとられているのか、
どのような対策がとられているのか気になりますよね。
そちらも合わせて見ていきましょう。

 

地震対策のグッズや家具でオススメは?

地震が起こると自分がどのような状況に置かれるかを
想定しながら対策のグッズを揃えなければいけません。

家の中に閉じ込められる場合もあれば、
避難所へ避難しそこで生活しなければいけない場合もあります。

家の中に閉じ込められてしまうと、
電気や水道、ガスが使えなくなることを
まず頭に入れておきましょう。


まずは電気の代わりになる物として懐中電灯やロウソクです。
懐中電灯の電池やロウソクをつけるための
ライターも忘れないようにしましょう。

またテレビなども見ることができなくなりますので、
ラジオを用意します。
情報を得るため、そして精神的にリラックスさせるために役立ちます。

次に水道の代わりになる物は飲料水や携帯トイレです。
1人1日3リットルを目安に飲料水を用意します。

これまでは3日分の用意が必要とされてきましたが、
これは最低限であって、できれば1週間分は
用意しておくといいでしょう。

救助もしくは支援体制が整うまで3日きると言われています。
しかしながら、それ以上にかかる場合ももちろんあります。
水は生きていくために欠かせない物です。
しっかりと用意しておきましょう。

また衛生面もとても重要となってきます。
ケガをした場合に不衛生だと感染症を起こす場合もありますね。
携帯トイレも忘れず用意しましょう。

そしてガスの代わりになるのはカセットコンロですね。
非常食のカップ麺を作るためや赤ちゃんのミルクを作るため、
体を温めるためなどとても重宝します。

換えのガスボンベも忘れないようにしましょう。
この電気、水道、ガスの代用品は最低限必要な物です。

この他には、頭上から何か落ちてきた時のために
頭を守るヘルメット、寒さを凌ぐための毛布、着替えの衣類、
ハサミやナイフなどが揃った折りたたみ式多機能ナイフ、

脱出時に怪我をしないようにするグローブ、
缶詰やカップ麺など日持ちする非常食を用意しておきましょう。

避難所へ行くともちろん水や食料も必要ではあるのですが、
それ以上に着替えや毛布、寝袋など、
その場でどれだけ快適に過ごせるかが重要となってきます。

タオルやティッシュ、石鹸など日常的に使うものは
やはりあると便利です。

地震対策の画像

いかがでしょう、皆様は避難用にこういった物を
しっかりと準備できていますでしょうか。

意識はあるけれど、用意出来ていないという方は多いと思います。
なかなか難しいかもしれませんが、地震はいつおこるか分かりません。
しっかり備えておきましょう。

では次に地震が来ると困る家具の転倒を防止するものをご紹介します。

タンスや食器棚、テレビなど大きな家具は
特に転倒しないよう注意しなければいけません。

体に倒れてくることはもちろん、
逃げ道を塞いでしまう可能性があります。

家具を固定する方法として、
最も強度が高いとされているL型金具があります。

ただこれは壁に穴を開ける必要があるため、
賃貸の方には不向きな方法ですよね。

そこで、一つの方法では強度が低いけれど、
二つの方法を合わせてやることで
L型金具の強度に匹敵する方法があります。

それは家具の下にマット式ストッパー器具敷き、
さらに家具と天井の隙間をポール式器具で
突っ張らせるという方法です。

費用や手間の面でもL型金具よりも良く、
個人で設置しやすい方法となっています。

また最近普及され家庭でも多く使われている薄型テレビは
不安定な上に倒れると画面のガラスが割れ飛散してしまう為、
しっかりと粘着マットなどで固定しておく必要があります。

そして地震が来た時にケガをする原因で多くあるのが、
窓ガラスの飛散によるケガです。

この対策として1番良いのが、飛散防止フィルムを
ガラス全体に貼ることです。

しかしながらこれは大変な作業であり、
すぐには出来ないという方はカーテンを活用しましょう。

昼間はレースカーテンをするだけでもガラスの飛散防止になります。
家具の固定は地震対策の基本ともなります。
身を守るために忘れず対策しましょう。

 

学校や会社での地震対策は?

家族が学校や会社に行っている間に地震がきてしまうと、
とても不安になりますよね。

学校は避難所としても活用されている場ということもあり、
耐震性はかなり重要視されています。

また文部科学省より学校防災マニュアルが作成されています。
事前の危機管理として、もし地震があった場合の備え、
発生時の危機管理として職員は生徒の命を守ること、
事後の危機管理として子どもの心のケアなどの立て直しを記しています。

避難訓練も何度も繰り返すことが重要だとしており、
東日本大震災からさらに災害対策を強化しています。

会社でもしっかりと防災マニュアルが用意されており、
地震が発生してから分単位での行動を記しています。

また棚などは固定するようにし、
万が一棚などが倒れても避難経路を確保するなどの
対策もとられています。

東日本大震災の際に帰宅困難となった人々を
受け入れる設備が充実しておらず、
その反省から帰宅困難者の受け入れ態勢の見直しも行われています。

まだ完璧ではないですが、これまでの地震災害から学ぶことで
対策を進める必要がありますね。

いかがでしたでしょうか。
地震は起こってしまってからでは遅いです。
自分には関係ないと思わず、
しっかりと対策をとるようにしましょう。