マタニティーマークって知ってますか?最近では、よく告知されるようになったので、知っている人も多いと思います。知ってる人も知らない人も是非続きを読んでみてくださいね。
さて、女の人が妊娠しているということをわかりやくするために作られたマタニティーマーク。実は、被害者になる危険があったり、嫌がらせをうけることもあるとか・・・また、マタニティーマークの配布場所(入手方法)について取り上げていきたいと思います。
先日、妊娠4ヶ月になる職場の同僚と話していた時のこと。
バッグの持ち手にマタニティーマークがぶら下がっているのをみて、「あ、マタニティーマーク、付けてるんだね!」と話しかけたところ、「これ、雑誌の付録に付いてきたので一応持っているんですが、通勤電車でも、あまり見せないようにしているんです。
最近、これを付けていると、嫌がらせに遭うことがあるって聞いたので…」との答えが。
妊婦さんをいたわるために配布されているマタニティーマークなのに、付けていると嫌がらせに遭うなんて…なんと悲しいことでしょうか。
マタニティーマーク利用者を取り巻く環境は、どうなっているのでしょうか?体験談などを通してご紹介します。
マタニティーマークってどのようなものでどこで配布されるの?
マタニティーマークは、妊婦に対する社会の気遣いや配慮を目的として、2006年に作られました。
妊産婦に優しい地域環境や職場環境、受動喫煙の防止、交通機関などでの優先的な席の確保などの実現といった課題のために、このマークが無料配布されています。
マタニティーマークは、地域によっては自治体で母子手帳の交付の際に配布してもらえます。また、鉄道会社の窓口で配布している場合もありますので、検診や通勤に電車を使う場合は、最寄りの駅に問い合わせてみて下さい。
他にも、妊婦向けにベネッセから発行されている「初めてのたまごクラブ」の付録に付いています。
マタニティーマークを付けていると危険?
このマークについて、
「『付けていると、故意に腹を押されたり、蹴られたりすることもあるので、マークを見せるのはシルバーシートの前だけにしましょう』と産婦人科で注意された」
といった利用女性たちの声が、ツイッターを始めネット上で話題になっています。
「マークを付けて座っていると、50、60代の女性に、『妊娠は病気じゃないんだ、席を譲ったらどうなの』と言われて、思わず席を立ちました。向かいにいた女子高生が席を譲ってくれましたが、恐怖でした」
「電車では、席に座れた時点で、マークを周囲に見えるようにしています。立っている段階でマークを付けていると、前の座席にいる人に露骨に嫌な顔をされた経験があるから」
といった体験談も。
しかし、実際には妊娠していないのに、マークを付けて妊娠を装い、座席を確保しようとする女性もいるそうです。なんとも許し難いことですが、こうしたことも、マークを目の敵にする一因となっているようです。
また、不妊治療を続けているという女性から、
「マークを付けている女性を見ると、妊娠を自慢されているようで辛い。もちろん自慢する気持ちはその人にないのは分かっているのに、そんなことでひがんでしまう自分自身も嫌だ」
という声も…。
もちろん、マークを付けていることで、階段の昇り降りで大きな荷物やベビーカーを運んでもらったり、買い物の際、レジの人が気づいて買い物かごをサッカー台まで運んでくれたり、といった声もあります。
ただ、残念ですが、マークを付けることによって、危険にさらされることはゼロとはいえない、というのが実際のところのようです。
妊婦さんのことを思って作られたマタニティーマークなのに、それが逆効果になってしまっては残念ですね。もう少し理解のある人が増えてほしいものです。
こちらのピクトグラムの妊婦さんように、お腹が大きくなる頃には見た目で明らかに妊婦さんということが分かりますが、実際につわりの症状が重く、体調の辛さがピークを迎えるのは、まだお腹のふくらみも目立たない、妊娠3ヶ月頃とされています。
こうした妊娠初期の段階では、流産の可能性が高い時期でもあるのです。
またこのマークは、交通機関で優先的に席を確保するということだけでなく、万が一、外出先で何かあった場合に、救急車で運ばれる時などに、産婦人科のある病院に搬送されるなど、処置をする方に妊娠していることを伝えるという意味もあるのです。
一人でも多くの方に、こうした事情を知っていただき、お互いを思いやりながら気持ちよく利用できるようにしたいものですね。