ダイエットに運動を取り入れる場合は
ウォーキングが1番手軽にできますね。
そこで気になるのはどれ程効果があるのかということです。
歩くだけでカロリーは消費できるのでしょうか。
今回はダイエットにおけるウォーキングの効果を見ていきましょう。
ウォーキングでダイエット効果はある?
時間さえあればお金や場所に悩まず出来る
ウォーキングでダイエットできるならば
とても嬉しいですよね。
ウォーキングは正しい方法で行えば
とても効果のあるダイエット法と言えます。
まず注意しなければいけないことは
散歩と区別することです。
確かに景色を楽しみながら歩くことは
気持ちの良いことなのですが、
ダイエットを目的としたウォーキングの場合、
意識は体に集中させなければいけません。
ウォーキングで特に意識してほしい場所は太ももです。
太ももの筋肉を鍛えると代謝が良くなり
痩せやすい体作りをすることができます。
そのため太ももの筋肉を使っている
という意識をもつことを前提として
ウォーキングを行ってください。
では正しいウォーキング方法をご紹介します。
まずは歩く前にしっかりとストレッチをしてください。
急な歩き出しは体に負担をかけてしまいます。
また5分から10分ほどストレッチをし、
体を温めた状態でウォーキングをすることによって
さらに効果を引き出せます。
しっかりストレッチを行ったあとは姿勢の確認です。
猫背の状態では体に酸素がいきわたりにくく、
せっかくの有酸素運動が台無しになってしまいます。
背筋を伸ばした正しい姿勢で行うことはとても重要です。
注意しましょう。
姿勢の確認が終わりましたらウォーキングの開始です。
先程ありましたように太ももにしっかり意識を持ちましょう。
足の親指から踏み出し、踵で着地するように心がけてください。
歩幅は普段の2倍3倍で歩きます。
太ももの内側や裏側がしっかり伸びていることを
感じる程度が最適です。
慣れない間はやや速くのスピードでかまいませんが、
慣れてきたら息がはずむくらいのスピードで歩きましょう。
歩く時間は一週間で合計3時間半以上歩く必要があります。
一日30分が最低限ということですね。
脂肪の燃焼が始まるのも有酸素運動を始めてから
20分は必要ですので、それ以上歩くことを目安にしてください。
注意していただきたいのが歩かない日を
3日以上あけないようにしなければいけません。
一日に4時間歩いたからとほかの日は
歩かなくて良いというのは間違いです。
一日あける程度であればさほど影響はないのですが、
できれば毎日30分で良いのでコンスタントに
続けることが理想的です。
歩く時間帯ですが、朝より夕方のほうが
体に負担をかけにくいです。
朝は起きてから自律神経が副交感神経から
交感神経へと働きが切り替わる時間帯です。
このとき体温が下がっていたものを急速に
上げようとしている時ですので、
その時に息の上がる運動をしてしまうと
血管に負担をかけてしまいます。
逆に夕方は徐々に体の体温を下げるように
なっているのですが、その時に体を動かして
温めることでその後下がる体温の差が
大きくなるため寝つきが良くなるという効果もあります。
歩き終わった後はしっかりもう一度
ストレッチやマッサージを行います。
ウォーキングによって筋肉質になることは少ないのですが、
気になる方はふくらはぎや太ももをほぐすように
マッサージしましょう。
これで一通りのウォーキング方法は終わりです。
ウォーキングの一番の効果は痩せやすい体にすることです。
そのため、即効性を期待してはいけません。
体作りの為には少なくとも3ヶ月は続ける必要があります。
その後徐々に体重、体系の変化があらわれてきます。
はじめのうちは変化がないため辛いかもしれませんが、
根気よく続けてみましょう。
ウォーキングでカロリー消費できるのか
ウォーキングでのカロリー消費ですが、
結論から言うとあまり消費できません。
歩くスピードや体重などで違いは出てくるのですが、
例えば60kgの人が30分早歩きをして消費できる
カロリーは160カロリーです。
一日に1200カロリー程摂取することを考えると
ほとんど効果はありませんよね。
同じ条件でランニングだと300カロリー、
水泳だと200~300カロリーの消費ができます。
それを考えるとやはりカロリー消費に関しては
期待できませんよね。
しかし先程もありましたように、
ウォーキングは即効性を求めなければ体に負担が少なく、
簡単にダイエットにできる方法ですので、
カロリー消費を目的とせずに
痩せるための体づくりと思って行うようにしましょう。
服装や靴はどんなものがいい?
最後にウォーキングをする際の服装を見てみましょう。
基本的に動きやすい服装であれば何でも構いません。
スポーツ用品の販売しているお店であれば
吸水性や発汗性の優れた服がありますので、
自分の好みに合ったものを選んでみてください。
好きな服を選んでおくことで
ウォーキングを行うモチベーションを
保つことができます。
その点ではウォーキングを楽しく
長期的に続けていくためには
服選びがとても重要ですね。
靴は自分に合ったものを履いていないと
姿勢がゆがむこともありますし、
怪我をする原因ともなってしまいます。
クッションの利いた靴を選び、
歩いていて痛くならないものを選びましょう。
最近ではダイエット用に
ウォーキングの効果をあげてくれるものも
販売されていますので、
自分の足に合うようであれば
活用してみるのもオススメです。
気に入った服、靴を見つけて
楽しくウォーキングできるようにしましょう。
ウォーキングでのダイエットは
長期間を要するようにはなりますが、
最も始めやすく続けやすい運動ですので
是非試してみましょう。