
節分は、もともと「季節を分ける日」という意味で、立春・立夏・立秋・立冬の前日をさす言葉でした。いまは、立春の前日だけを節分と呼ぶのが一般的です。鬼は、病気や災いなど目に見えない悪いもの(邪気)を表していて、豆をまいてそれを追い払い、新しい季節を迎えるのが節分の行事です。
この記事では、節分の由来と、鬼の意味、節分に食べる料理をまとめました。
節分の日はいつ?
- 節分は立春の前日です。
- 立春は2月4日ごろですが、年によって日付がずれるため、節分も2月3日とは限りません。2月2日になる年もあります。
- 昔は立春が1年の始まりと考えられていたので、節分は「大晦日」のような日でした。
鬼の意味
- 「鬼(おに)」という言葉は、目に見えないものを意味する「隠(おん)」が変化したという説があります。
- 昔の人は、病気や災害、飢饉など、人の力ではどうにもならない悪いことを、鬼のしわざと考えていました。
- 季節の変わり目は体調をくずしやすく、邪気が入りやすいと考えられていたため、節分に鬼を追い払う行事が行われるようになりました。
節分にすること
- 豆まき:「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまき、自分の年の数(または一つ多く)の豆を食べて、1年の健康を願います。豆が「魔を滅する(魔滅)」に通じるともいわれています。
- 柊鰯(ひいらぎいわし):柊の枝に焼いた鰯の頭を刺して、玄関に飾ります。柊のとげと鰯のにおいで、鬼を寄せつけないとされています。
- 恵方巻:その年の恵方を向いて、太巻きを黙って食べ切る風習。もとは大阪の一部の風習だったといわれ、コンビニなどの販売をきっかけに全国に広まりました。
節分に食べる料理
- 福豆:炒った大豆。
- 恵方巻:七福神にちなんで7種類の具を入れることもあります。
- 鰯料理:柊鰯にちなんで、鰯を食べる地域もあります。
- けんちん汁や、こんにゃく料理:体の中の砂を出すといわれる、こんにゃくを食べる地域もあります。
ちなみに、炒り大豆は小さな子どもがのどに詰まらせるおそれがあるので、消費者庁は5歳以下の子どもには食べさせないよう注意を呼びかけています。
正直、豆まきの後片付けは毎回ちょっと大変なので、小袋入りの豆をまく家も増えているようです。
まとめ
- 節分は「季節を分ける日」。いまは立春の前日をさす
- 鬼は、病気や災いなど目に見えない悪いものを表す
- 豆まき、柊鰯、恵方巻で邪気を払い、福を呼び込む
- 炒り大豆は、5歳以下の子どもには食べさせないよう注意





