天満宮の画像

天満宮の牛の由来をご存知ですか?有名な祭りや、天満宮と切っても切れない梅の大阪での見所やお守りについて今回は取り上げてみます。

天満宮と言えば、まず思い浮かぶのは菅原道真公であり、学問の神様であることは有名ですね。その道真公をまつっている神社というものが天満宮です。さて、その道真公の銅像には牛に乗っているものが多いですね。では、どうして牛なのでしょうか?ではその牛の由来についてご紹介していきます。

 

天満宮の牛の由来は一体どこから?

天満宮の神様である菅原道真公の生涯は都から太宰府に左遷されるなど不遇の一生であることがよく取りざたされますね。その道真公は牛を大層気に入り、お酒の席などでも牛の絵と共に嗜んだと言われるほどの牛好きです。また道真公は丑年の生まれであるとか、左遷されるときに命を狙われそれを救ったのが自分が都で愛育されていた牛であるとか。

とにかく牛に関する話題につきません。亡くなる時も丑の日にお亡くなりになったことから天満宮には牛が一緒に奉納されるようになったようです。

 

天満宮の有名なお祭りは?

天満宮と言えば太宰府にもありますし、北野天満宮や長岡天満宮もあります。その天満宮の中で一番有名なお祭りと言えばやはり大阪天満宮で行われる天神祭ではないでしょうか?これは日本の三大祭りと言われ6月下旬の吉日から7月25日の約1ヶ月間に渡って行われます。

中でも25日の道真公の命日に行われる船渡御が盛大です。大川(旧淀川)でたくさんの船が出てきて神事を行います。またそれに伴い奉納花火もあります。大川にある篝火や提灯などの明かりや花火の華麗な色などが楽しめるので火と水の祭典とも呼ばれています。まだ見に行ったことは残念ながらありませんが、その情景を想像しただけで幻想的で魅力的ですね。

 

天満宮とは縁の深い梅の大阪での見所

道真公が詠んだ和歌に「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」というものがあるように道真公は牛と同じように梅を愛したようです。その梅が天満宮に飛んできたという伝説から天満宮には梅を象徴とする神紋が多数あります。

なので、大阪天満宮には梅の咲くころになると天満天神梅まつりが毎年開催されています。入場料は大人500円(中学生以上)子ども300円と手ごろです。この祭りでは梅酒なども販売されているようです。その他、本数が多いので行くと荒山公園や大阪城公園なども見所です。

 

天満宮のお守りは?

天満宮の神様、菅原道真公は学業の神様です。天満宮に行かれる方のほとんどはやはり学業のお守りを求められるのではないでしょうか。学業のお守りと言えば思い浮かぶのは受験ですね。合格祈願などでぜひという方も多いようです。一般的にはお守りとお札のセットがあります。もちろん、お守り単品も用意されているようです。

また太宰府天満宮などでは遠方で参れない方向けに宅配サービスもあるようです。更には合格祈願の鉛筆守りもあるようです。受験に向かわれるのでしたら持たれておくと心強いかもしれませんね。