
天満宮に牛の像があるのは、まつられている菅原道真と牛にまつわる言い伝えがたくさんあるからです。道真が丑年生まれだった、亡くなった後に遺体を運ぶ牛が動かなくなった場所に葬られた、などの話が伝わり、牛は天神さまのお使いとされています。
この記事では、天満宮の牛の由来と「撫で牛」、有名な天神祭、梅との関係、学業のお守りについてまとめました。
天満宮の牛の由来
- 道真は丑年の生まれだったといわれています。
- 道真が亡くなったあと、遺体をのせた牛車の牛が途中で動かなくなり、その場所に葬られたと伝えられています。そこが、いまの太宰府天満宮の場所とされています。
- ほかにも、道真が牛に助けられたという話など、牛にまつわる言い伝えが各地に残っています。
撫で牛とは
天満宮の境内には、伏せた姿の牛の像(撫で牛)がよく置かれています。自分の体の悪いところと同じ場所をなでると良くなる、頭をなでると賢くなる、という言い伝えがあり、多くの参拝者になでられて、つやつやになっている像もあります。
天満宮の有名なお祭り
- 天神祭(大阪天満宮):6月下旬から7月25日にかけて行われるお祭りで、日本三大祭りの一つに数えられます。
- クライマックスの7月25日には、大川にたくさんの船が行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」と、奉納花火が行われます。
- かがり火や提灯の明かりが川面に映ることから、「火と水の祭典」とも呼ばれます。
天満宮と梅
- 道真は梅をこよなく愛し、都を離れるときに「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花」と詠んだことで知られています。
- 道真を慕って、都の梅が一夜で太宰府まで飛んでいったという「飛梅伝説」もあります。
- そのため、天満宮の神紋には梅の花が使われ、境内には梅の木が多く植えられています。
- 大阪では、大阪天満宮の梅のほか、大阪城公園の梅林も梅の名所です。
学業のお守り
- 道真は学問の神様なので、天満宮では学業成就や合格祈願のお守りが人気です。
- 鉛筆の形をしたお守りや、絵馬など、受験生向けの授与品を用意している天満宮もあります。
- 遠方の人向けに、郵送で授与品を受け付けている天満宮もあります。
正直、受験シーズンの天満宮はとても混み合うので、合格祈願に行くなら、少し早めの時期にお参りしておくと落ち着いてお祈りできると思います。
まとめ
- 天満宮の牛は、菅原道真にまつわる言い伝えから天神さまのお使いとされる
- 撫で牛は、体の悪いところと同じ場所をなでるとよいといわれる
- 大阪天満宮の天神祭は日本三大祭りの一つ
- 道真は梅を愛し、天満宮の神紋も梅。学業のお守りが人気





