メタボの定義って知ってますか?
メタボ体質の改善方法や、

ならないための
おすすめの運動による対策、

病気の原因にもなる
メタボの危険性についてお話しします。

実家に帰ると、
冷蔵庫に新聞の切り抜きが貼ってありました。

「メタボ対策の運動方法・ドローイン」

最近、メタボを気にして
ダイエットを始めた父のために、
母親が新聞で見つけた記事を
貼っておいたようです。



「一見肥満に見えなくても、
内臓脂肪が多い状態をメタボっていうらしいのよ。
お父さん高血圧だし、
私も一緒にやってみようと思ってね」

確かに、最近父は毎日体重を計り、
スマホでグラフを付けているし…。

なにこの意識高い夫婦…。

私も…メタボじゃないけど…
ウエストが細くなるのならやってみようかしら?

どうやら、「メタボリックシンドローム」とは、
単純に太っていることの代名詞と思っていましたが、
一見肥満に見えなくてもメタボ認定されるようです。

メタボの定義とは何なのでしょうか?
深刻な病気を引き起こす要因にもなる
といわれているメタボについて、

その対策方法や、おすすめの運動など
についてご紹介します。

メタボリックシンドロームの定義とは?どんな病気になるの?

メタボリックシンドロームとは、

「内臓脂肪型肥満に、高血糖・高血圧・
脂質異常症のうち二つ以上を合併した状態」
をいいます。

内臓脂肪型肥満は、
内蔵の周りに脂肪がついている
状態をさすため、

見た目だけでは
肥満に見えない場合もあるようです。

では、どのように内蔵脂肪型肥満と
診断するのかというと、
ウエストのサイズが基準となります。

おへその高さで計った腹囲が、
男性で85センチ以上、
女性で90センチ以上の場合、
内臓脂肪型肥満と診断されます。

内臓脂肪がたまっている状態だと、
糖尿病や高血圧症、高脂血症といった
生活習慣病を併発しやすくなってしまうのです。

まだ、病気と診断されない程度の、
「ちょっと血糖値が高め」
「ちょっと血圧が高め」
という状態でも、

内臓脂肪の多い状態で併発すると、
動脈硬化が急速に進んでしまいます。

動脈硬化が進行すると、
心臓病や脳卒中といった、
命に関わる病気が急激に進行してしまう
危険性が非常に高まります。

メタボが招く病気にはどんなものがあるの?

・狭心症…

心臓の冠動脈の動脈硬化によって
血管が狭くなり、十分な血液を送れず、
強い胸痛が起こります。

・心筋梗塞…

狭くなった冠動脈の中で血栓が詰まり、
筋細胞が壊死してしまいます。
心不全やショックを合併する事もあります。

・脳卒中…

脳内の動脈が破れたり詰まったりして、
障害を起こします。

その他にも、睡眠時無呼吸症候群や、
胆石、大腸がん、乳がんなどの
リスクを高めるともいわれています。

改善方法、対策は?

メタボを改善するためには、
まず現状の生活習慣を
見直しすることが大切です。

まずは、食生活と運動習慣を見直して、
メタボを撃退しましょう!

【その1 食生活の改善を!】

・腹八分目で抑える

お腹がいっぱいになるまで
食べているのが習慣になっていたら要注意!

カロリーオーバーになります。
腹八分目に抑えておいても、
15分ほど時間が経てば満腹感がやってきます。

・食事はゆっくりよく嚼んで食べる

早食いは食べ過ぎる元です。
しっかり噛む事で、
適量で満腹感を得られることができます。

・塩分の摂り過ぎに注意を

高血圧の予防のためには
塩分を摂りすぎないことが大切です。
お酢や出汁を上手に使えば、
塩分を抑える事ができますよ。

【その2 運動を習慣づけて!】

内臓脂肪は、皮下脂肪よりも
比較的落としやすいといわれています。

基礎代謝を高めるためには、
一日30分程度のウォーキングを、
週二回ほどすれば十分です。

また、日常生活の中でも
こまめに身体を動かす習慣を付けましょう。

通勤電車では重いカバンを持って
立っているだけでも運動になりますし、
エレベーターではなく階段を使うようにするなど、
チャンスはたくさんあります。

メタボ改善におすすめの運動方法!

メタボ対策におすすめの体操が、
「ドローイン」です。
(筆者実家の冷蔵庫に貼ってあったやつです)

「ドローイン」とは、
内側に引くという意味で、

もともとは腰痛の改善や、
体幹を鍛えることを目的に
理学療法で取り入れられた方法でした。

お腹周りを引き締める効果があり、
誰でも簡単にできる運動として、
最近注目を集めています。

やり方をご紹介します。

1:まず、壁を背にして立ちます。
頭・肩・お尻・かかとが壁に付くように、
背筋を伸ばすのがポイント。

2:その状態で、
おへその上側を意識してへこませます。

それにより、下腹部も含めたお腹全体を
へこませる事ができます。

へこませる時は、
まず息を目一杯吸い込み、
ゆっくり吐きながら
へこませるようにするのがコツです。

この動作を、
30秒へこませた状態を保ち、
これを一日5セットほど行います。

一度最適な姿勢をつかめば、
電車内やオフィスで座っているときなど、
いつでも簡単に行う事ができます。

お腹をへこませたら、
そのままの状態をキープしながら
ゆっくり自然に呼吸を続けます。

特に、ドローインしながら
ウォーキングを行うと、
消費エネルギーが40%アップする
といわれています。

これは、普段歩くときにも
ぜひ取り入れたいですね。

また、この運動は、
あくまでお腹周りをへこませる運動で、
ダイエットが主目的なわけではありません。

20代の男子学生が、
一ヶ月半、一回30秒を一日10セット続けたところ、
ウエストのサイズは7センチダウンしましたが、
体重はほぼ変わらなかったというデータがあります。

ドローインは、
眠っていた体幹の筋肉を目覚めさせ、
お腹の筋肉や内臓を本来の位置に戻すための運動なのです。

 

いかがでしょうか?

実際にドローインを試してみると、
確かにじわじわと眠っていた
筋肉が目覚めてきている気がします。

若いからといって、
油断できないのがメタボ。

「今から五年後も、同じ生活を続けていたら…」
という長い目で考えて、

現在の生活習慣を見直してみると、
「これはまずい」という人も
多いのではないでしょうか?

ぜひ、日々の生活を見直して、
早めにメタボ対策をしていきましょう!