
三十三間堂(正式名称は蓮華王院)は、京都市東山区にあるお寺で、長さ約120mのお堂に1001体の千手観音立像が並ぶことで知られています。毎年1月には、新成人などが弓の腕を競う「通し矢(大的大会)」が行われます。
この記事では、通し矢の由来と大会の様子、三十三間堂の見どころ、御朱印についてまとめました。
三十三間堂とは
- 平安時代の終わり、後白河上皇の願いにより、平清盛が建立したとされています。
- 創建時のお堂は火災で焼け、いまのお堂は鎌倉時代に再建されたものです。
- お堂の正面の柱と柱の間が33あることから、「三十三間堂」と呼ばれています。
通し矢とは
- 江戸時代の通し矢:お堂の西側の軒下を、端から端まで矢を射通す競技でした。武士たちが一昼夜で何本射通せるかを競い、記録が話題になったと伝えられています。
- いまの「大的大会」:江戸時代の通し矢にちなんで、毎年1月に行われる弓道の大会です。新成人の部では、晴れ着や袴姿の参加者が弓を引く姿が見られます。
大会の日程や一般の参拝について(当日は無料公開になることもあります)は、三十三間堂の公式サイトで確認してください。
三十三間堂の見どころ
- 千手観音坐像(中尊):お堂の中央に座る大きな観音像。国宝です。
- 1001体の千手観音立像:中尊の左右に整然と並ぶ観音像。1001体すべてが国宝に指定されています。「会いたい人に似た顔が必ずある」という言い伝えもあります。
- 風神・雷神像、二十八部衆像:観音さまを守る神々の像。いずれも国宝です。
- 太閤塀(たいこうべい):豊臣秀吉が寄進したとされる塀で、重要文化財です。
御朱印について
三十三間堂でも御朱印をいただけます。御朱印は、参拝した証としていただくものなので、先にお参りを済ませてからお願いするのがマナーです。受付の場所や時間、納める金額は変わることがあるので、現地の案内で確認してください。
正直、お堂の中は撮影禁止で、観音像がずらっと並ぶ様子は写真に残せません。そのぶん、時間をとって、自分の目でじっくり見ておくのがおすすめです。
よくある質問
Q. 見学にはどれくらい時間がかかる?
A. お堂の中をひととおり見るだけなら30分〜1時間ほどが目安です。じっくり仏像を見るなら、もう少し余裕をみておくと安心です。
Q. 通し矢は誰でも見られる?
A. 大会の日は一般の人も見学できることが多いですが、混雑するので早めに行くのがおすすめです。
まとめ
- 三十三間堂は、1001体の千手観音立像が並ぶ京都のお寺
- 通し矢は江戸時代の弓の競技。いまは毎年1月に大的大会が行われる
- 中尊、1001体の観音像、風神・雷神、二十八部衆はいずれも国宝
- 御朱印は参拝を済ませてからいただく
参考:三十三間堂(蓮華王院)公式サイト





