神社にはいろいろなご加護がある場所ですね。その中でも縁結びのご加護にあやかりたいと思う方もたくさんいるのではないでしょうか。今回は京都で縁結びと言えばここ、という場所をご紹介します。
たくさんある神社の中から有名な神社を3つ選んでみましたので、ご参考にしてください。また縁結びのお守りは効果があるのか気になりますね。そちらも見ていきましょう。
縁結びの神社で京都の有名所は?
まずは全国から多くの人が集まり、年中賑わっている地主神社をご紹介します。地主神社は「えんむすびの神様」としてとても有名な神社です。
清水寺の中にあり、清水の舞台を出るとすぐ左手にあります。特に神社の境内にある「恋占いの石」は若い男女や海外からの参拝者にもとても人気があります。この石は境内の入り口と奥に一つずつ配置されています。
入り口の石から奥の石まで10メートル程あるのですが、目を閉じてたどり着けると良縁に恵まれるという言い伝えがあります。
すぐにたどり着けると早くに出会いがある、少し迷うと出会いには時間がかかる、人からの助言によりたどりつくと努力が必要、など面白い言い伝えもありますので参拝した際には運試ししてみたいですね。
さて、このような楽しい言い伝えのある地主神社ですが、お守りも豊富にあります。これから出会いを希望される方、恋人同士の仲を深めたい方など、目的別に様々なものがおいてありますので、きっと自分にあったお守りが見つかるはずです。
では効果はどうなのでしょうか。こちらの地主神社のホームページにはお守りを購入した方からのメッセージが多数寄せられています。プロポーズしてもらった、好きな人から声をかけてもらった、などとても素敵なメッセージが寄せられています。
お守りによって勇気づけられた方もたくさんいますので、効果はあると思ってもいいのではないでしょうか。購入をお考えの方は良縁を祈って肌身離さず持っておくようにしましょう。
ちなみにこちらの地主神社は参拝料がいらないのですが、清水寺での拝観料は必要となりますのでご注意ください。
次にご紹介するのは今宮神社です。
この今宮神社は「玉の輿神社」と言われています。女性ならば一度は夢見る玉の輿ですよね。そんなご縁があるといわれている神社なのですが、何故このように呼ばれているのでしょうか。
それは歴史上にこんな話があったからです。桂昌院をご存知でしょうか。徳川五代将軍綱吉の母です。江戸時代、この女性は八百屋の家庭に生まれ、名は「お玉」といいました。
徳川三代将軍家光に見初められたことにより、側室になり、大奥でも従一位の最高位まで上り詰めた女性です。このように身分の低い家庭に生まれたけれども、将軍との出会いがあり歴史にも残る存在となりました。これが玉の輿の由来と言われています。
そしてこのお玉は荒れていた今宮神社の復興に力を注いだということもあり、今宮神社は玉の輿神社と呼ばれるようになったのですね。玉の輿を望む方はこのお玉のご利益にあやかるよう祈願してみましょう。
ただ、お玉も大奥に入ってからは沢山の努力をしたという話もあります。お玉のご利益だけに頼るのではなく、しっかり自身が努力することも必要ですね。では今宮神社のお守りはどのようなものでしょう。
名前はそのままですが、玉の輿お守りというものがあります。色は12色と豊富で、お玉が八百屋生まれだった為か、柄は野菜が描かれた可愛いものとなっています。
効果はというと、もしかしたらこのお守りのおかげかなと思っている方もいるみたいです。誰でも玉の輿に乗れるということは難しいかもしれませんが、もしかするとご利益にあやかれるかもしれませんよね。参拝した際は購入してみるのも良いのではないでしょうか。
では最後に少し視点を変えた神社をご紹介します。それは縁切り神社で有名な安井金比羅宮です。入り口の鳥居には「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願」と大きく書かれています。良縁の為には悪縁を切ることはとても重要なことです。
悪縁とは他人に限らず、自分自身の怠惰さなど、これまでの自分と縁を切るという意味合いもあります。気持ちの切り替えは良縁を運んでくれるかもしれませんよね。さて、この神社の見どころが「縁切り縁結び碑」です。
お札に切りたい縁と結びたい縁を書き、碑にある穴を表から裏、裏から表とくぐり抜けます。そして最初に書いたお札を碑にはりつけると良いとされています。またこちらでもお守りが販売されています。
縁切り、縁結びお守りはもちろん、心機一転のお守りもあります。この縁切りのお守りは効果があるという方が多くいます。気持ちを切り替えて良縁に恵まれるよういろいろ組み合わせて買ってみるのがいいかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。縁結びの神社は沢山ありますが、行ってみたいと思える神社は見つかりましたか?今年こそは良縁をと思われている方は是非足を運んでみてくださいね。
閲覧ありがとうございました。