正月の飾りの種類や意味はのイメージ

正月飾りは、新しい年の神様「年神様(としがみさま)」をお迎えするための飾りです。門松は年神様が降りてくる目印、しめ飾りは神聖な場所を示す結界、鏡餅は年神様へのお供えです。お年玉は、もともと年神様に供えたお餅を分け与えたものが始まりという説があり、鏡開きは、その鏡餅を下げて食べ、1年の無病息災を願う行事です。

この記事では、正月飾りの種類と意味、お年玉と鏡開きの由来、元旦と元日の違いをまとめました。

正月飾りの種類と意味

飾り 意味
門松 年神様が降りてくるときの目印(依り代)
しめ飾り 神聖な場所であることを示し、悪いものが入らないようにする
鏡餅 年神様へのお供え。年神様が宿る場所ともいわれる

飾る時期と片づける時期

  • 飾る時期:12月13日の「正月事始め」以降、28日ごろまでに飾るのがよいとされています。29日は「二重苦」、31日は「一夜飾り」として避けるのが一般的です。
  • 片づける時期:松の内(関東では1月7日、関西では1月15日までとする地域が多い)が終わったら片づけます。
  • 外した飾りは、神社の「どんど焼き(左義長)」でお焚き上げしてもらうのが一般的です。

お年玉の由来

  • 年神様に供えたお餅には、年神様の力(魂)が宿ると考えられていました。
  • そのお餅を家長が家族に分け与えたものを「御年魂(おとしだま)」と呼んだのが、お年玉の始まりという説があります。
  • やがてお餅の代わりにお金を渡すようになり、いまの形になりました。

鏡開きの由来

  • 鏡開きは、正月に供えた鏡餅を下げて、お雑煮やおしるこにして食べる行事です。
  • 多くの地域では1月11日に行いますが、1月15日や20日に行う地域もあります。
  • 刃物で「切る」のは縁起が悪いとされ、木づちなどで割って「開く」と表現します。
  • 酒樽のふたを割る「鏡開き」も、同じく「開く」という縁起のよい言葉を使っています。

元旦と元日の違い

  • 元日:1月1日のこと。国民の祝日です。
  • 元旦:1月1日の朝のこと。「旦」の字は、地平線から日が昇る様子を表しています。

ちなみに、アメリカやイギリスでも1月1日は祝日ですが、中国では旧暦の正月(春節)のほうが大きな休みになります。

正直、すべてのしきたりを守るのは大変なので、意味を知ったうえで、自分の家で続けやすい形で取り入れるくらいでいいのかなと思います。

まとめ

  • 正月飾りは、年神様をお迎えするための飾り
  • 門松は目印、しめ飾りは結界、鏡餅はお供え
  • お年玉は、年神様に供えたお餅を分け与えた「御年魂」が由来という説がある
  • 鏡開きは、鏡餅を下げて食べ、無病息災を願う行事