正月というと子供のころはとくにお年玉を楽しみにしていたのではないでしょうか?
その他にもおせちを食べたり初詣に行ったり、親戚の家に行ったりと、いろいろなイベントがあるので、楽しみにしていたことと思います。
正月というと、新しい年の始まりですよね?そのときにする飾りの意味などについて考えたことはあるでしょうか?
年配の方なら結構ご存じの方もいるのではないかと思いますが、若い人だとそうそう知っている人は少ないのではないでしょうか?
それでは、今回は正月に関連する気になるワードをご紹介していきます!
飾りの意味
正月飾りを新年もしくは大晦日の前にするという風習は、今では一般的な風習となりますが、一体どういう意味があるのでしょうか?
正月飾りは、神道の風習で年神様を迎える準備ということになります。
昨年の不浄を払って家の繁栄を祈る意味があります。
1月7日まで年神様がそこに宿っているとされているので、それ以降に付け外すというのが一般的なようです。
他にも、門松は年神様が1番最初に降りてくる場所といわれています。
鏡餅は年神様へのお供え物になります。
お年玉と鏡開きの意味
お年玉といえば、現在はお金をもらうのが一般的だと思います。
しかし、もともとのお年玉の意味はお金をあげるということではなかったそうです。
では、どんな意味なのでしょうか?
諸説あるようですが、もともと鏡餅というのは歳神様にお供えするものであった。
ということはすべての説に共通しているようです。
それを子供たちに食べさせ「おとしだま」とした。
など様々な説があります。
子供はお年玉をもらえていいですが、大人はあげなければいけません。親戚や姪っ子、甥っ子が多い人は大変ですね。
「鏡開き」といえば、酒樽を割ったりすることがその意味と捉えている人も少なからずいるかと思いますが、実際は「鏡抜き」というのが正しい言葉です。
鏡開きの本当の意味は、お正月に飾っていたかがみもちを1月11日もしくは1月20日におろして、神様や仏様に感謝しながら食べることで無病息災をお祈りするということです。
元旦の意味と世界の元旦
元旦と元日は同じ意味だと思いがちですが、実は同じ意味ではありません。
元日は年の初めを祝うことです。1948年制定の法律で元日は休日になりました。
元旦は元日の特に朝についていうことで、元日とは異なる意味だということがわかります。
では、世界に目を向けてみましょう。海外でも、元旦は休日として扱われているのでしょうか?
アメリカと中国、イギリスを取り上げていこうと思います。
アメリカ
アメリカでは1月1日をNew Year’s Day とし、祝日扱いとなっています。
ちなみにその前日つまり日本でいう大晦日は休日ではありません。
アメリカではカウントダウンイベントを行うこともありますが、日本に比べると1月1日を盛大には祝いません。
アメリカでは次の日から仕事が始まるのでそうのんびりもしていられないそうです。
中国
中国でも基本的に1月1日は休日です。
しかし、中国には振替出勤という考え方があるので、
中国でも基本的に次の日1月2日から仕事が始まるそうです。
また、中国には旧正月というものもあります。
こちらは1月の最後から2月の頭まで7連休になっています。
1週間まるまる休みなんて少しうらやましいですね。
しかし、これにも振替出勤があるので結局働く日数はかわらなそうです(笑)
イギリス
イギリスではクリスマスあたりから長期の休暇なんだそうで、
元日だからといって特に何かイベントがあるというわけではないみたいです。
金融の中心であるシティも静かだそうです。
カナダ
ちなみに、私は大学時代にカナダのバンクーバーで留学していたのですが、年越しを現地で過ごす経験ができました。
年越しの過ごし方はヒトそれぞれかと思いますが、私は日本人の友人のカカナダ人の友人宅のホームパーティーに招待されました。爆音で音楽を聴きながらお酒を飲んでゲームしたりダンスしたりという感じで、ハッピーニューイヤーが終わった後も朝まで飲み明かしました。