東照宮の画像

東照宮の眠り猫の意味を知っていますか?また、パワースポットの場所や紅葉の見頃についても取り上げていきたいと思います。

東照宮は徳川家康を祀った神社ですが、東照宮は全国にいくつかあります。その中でも一番有名なのは日光東照宮ですね。中にはかごめかごめを模した細工や、「見ザル、聞かザル、言わザル」等有名なものが多数あります。その中でも今回は眠り猫の意味について書いてみたいと思います。また、気になるパワースポットの場所や紅葉の見頃などにも触れていきます。

 

東照宮の眠り猫の意味?

左甚五郎作の眠り猫ですが、とても有名な国宝の一つです。しかし、それを実際に見た人から「小さい」という感想をよく聞きます。東回廊の蟇股に眠り猫はいます。甲板が付いていないと見逃してしまうかも知れないぐらいの大きさです。

また、後ろには雀も掘られていて昔から様々な逸話や伝説が残っています。例えば猫の目が開いていた、とか禅の悟りの境地を意味する、とか多種にわたってあります。その配置されている場所が家康公の霊廟の入り口であることから、寝てはいるけど前足は踏ん張って、寝ていると見せかけて侵入者に対していつでも飛びかかれることを示している、というのが通説のようです。

また、もう一説には裏に雀が掘られていることから、雀も遊んでいられるほどの平和を表している、とも言われています。日光東照宮には様々な動物が掘られておりそのほとんどが平和を表しているということから、この眠り猫も「日光」でうたた寝をしているという意味合いで掘られたのかもしれませんね。

 

一度は行ってみたいパワースポットの位置

東照宮は龍穴と呼ばれる大地のエネルギーがみなぎる場所に風水や陰陽道などのあらゆる手法を駆使して建てられています。なので東照宮そのものが強力なパワースポットとなっているのです。その中でも特に強烈なパワースポットが3か所あります。

一つ目は、北辰の道の起点です。三猿をすぎて御水舎の所で石畳を曲がる所がポイントになります。ちょうど陽明門と唐銅鳥居を直線で結んだ線上で石畳の後ろから三枚目辺りです。ここに立つと生気が溢れてくると言われています。手水で清めた後にこの場所で拝むと御利益があるようです。

二つ目は、奥宮です。ここには家康公の墓所があります。眠り猫の先の坂下門から奥宮に向かう道には龍道(生気の通り道)があります。また家康公の墓所の宝塔の真横と真後ろにとても強いパワースポットがあるようです。また宝塔の真横奥に叶杉があります。ここから願い事をするとそれが叶えられると言われています。最後に奥宮拝殿に戻ってくるときに気を近くの井戸水に触れて定着させるといいようです。

三つ目は、日光二荒山神社に続く参道です。ここも龍道と呼ばれる強い生気の通り道です。東照宮の表門を出て近い方が上神道、右側にあるのが下神道です。どちらも杉並木に囲まれてとても気持ちの良い参道のようです。

東照宮に行った際には全てを巡ってパワー満タンになって帰ってきたいものですね。

 

国宝級の美しさの紅葉

東照宮のもみじの画像

日光の紅葉、と言えばこれまたとても有名な観光スポットですね。世界遺産と紅葉の共演を見るのは本当に素敵なものです。東照宮は山の奥まった場所にあるのでその見頃はいつになるのかな?と思われたりしませんか?

例年の見頃は11月上旬から下旬にかけてになるようです。日光でも市街地とでは少し時期に差があるようなので観光に行かれる際には公式サイトの情報などをご覧ください。

ミステリアスな要素とパワースポットを兼ね備えた日光東照宮。人生の中で一度は訪れてみたいですね。日光は温泉も有名ですので東照宮でパワーを貰い紅葉を見て温泉でのんびり、なんて最高の贅沢かもしれません。