
神社は日本の神様(八百万の神)をまつる場所、お寺は仏教の教えにもとづき、仏様をまつる場所です。参拝の仕方も違い、神社は二礼二拍手一礼、お寺は手を合わせて静かに拝み、拍手はしないのが基本です。
この記事では、神社とお寺の違いと、それぞれの正しい参拝の方法をまとめました。
神社とお寺の違い
| 神社 | お寺 | |
|---|---|---|
| 信仰 | 神道 | 仏教 |
| まつるもの | 八百万の神(自然や祖先など) | 仏様(釈迦如来、阿弥陀如来など) |
| 入口 | 鳥居 | 山門 |
| 主な建物 | 本殿、拝殿 | 本堂、塔 |
| 仕える人 | 神職(神主)、巫女 | 僧侶 |
成り立ちの違い
- 神社:日本では古くから、山や木、岩など、自然のあらゆるものに神様が宿ると考えられてきました。神様が降りてくる場所をまつったのが始まりとされています。
- お寺:6世紀に仏教が日本に伝わり、仏様の像をまつり、僧侶が修行する場所として建てられました。
- 長い間、神様と仏様を一緒にまつる「神仏習合」が続いていましたが、明治時代の「神仏分離」で、神社とお寺がはっきり分けられました。
神社での参拝の方法
- 鳥居の前で一礼してからくぐります。参道の真ん中は神様の通り道とされるので、少し端を歩きます。
- 手水舎で、柄杓を使って左手、右手、口(左手に水を受けて)の順に清めます。
- 拝殿の前で、お賽銭を入れて鈴を鳴らします。
- 二礼二拍手一礼(2回深くおじぎ、2回拍手、手を合わせてお祈り、最後に1回おじぎ)。
出雲大社の「二礼四拍手一礼」のように、作法が違う神社もあります。
お寺での参拝の方法
- 山門の前で一礼してから入ります。
- 手水舎で手と口を清めます。
- 常香炉がある場合は、煙を体に浴びて身を清めます。
- 本堂の前で、お賽銭を入れ、鰐口(わにぐち)があれば鳴らします。
- 胸の前で静かに手を合わせて拝み、最後に一礼します。拍手はしません。
よくある質問
Q. 初詣は神社とお寺、どちらに行けばいい?
A. どちらでも問題ありません。家の宗派や、近くの氏神さま、行きやすい場所で選んでかまいません。
Q. 自分と相性のいい神社やお寺はある?
A. 「生まれ年などで相性が決まる」という話は、はっきりした根拠のない俗説です。気持ちよくお参りできる場所を選べば十分だと思います。
正直、作法を完璧に覚えていなくても、まわりの人を見ながら、ていねいな気持ちでお参りすれば大丈夫です。
まとめ
- 神社は日本の神様、お寺は仏様をまつる場所
- 入口は神社が鳥居、お寺が山門
- 神社は二礼二拍手一礼、お寺は拍手をせず手を合わせる
- 初詣はどちらに行ってもよい





