タバコの害が叫ばれて久しい今日。
一昔前までは成人男性の多くが喫煙者だった
というデータもありますが、
最近は分煙や喫煙防止教育なども急速に進んでいますよね。

このような動きの影響もあり、
健康に悪いというイメージが先行しがちなタバコですが、
本当のところは果たしてどうなのでしょう?

今回は、タバコの健康への影響と、
メリット・デメリットについてご紹介します。

 

健康への影響、どんなものがあるの?

タバコにより発症率が上がるとされる
代表的な病気といえば、ガンでしょう。

タバコのイメージと結びつきやすいのは
肺がんですが、実際はほとんどの種類のガンと
喫煙には因果関係があると言われています。

また、脳卒中や虚血性心疾患
(心臓で血液の流れが悪くなることにより
引き起こされる症状の総称)のリスクも、
非喫煙者に比べて約1.7倍になるというデータがあります。

細かい諸症状は多岐に渡り、
ぜんそくや息切れしやすくなるなどの
呼吸器系の疾患、歯周病、肌荒れやしみ・しわ、
感覚の鈍化、冷え性、食欲減退、生殖器系疾患など
枚挙にいとまがありません。

さらに、女性に関していえば
妊娠中の喫煙の胎児への悪影響は言わずもがな。
ニコチンの作用で、胎児に十分な血液や
酸素が送られなくなり、発育が阻害されてしまうのです。

また、受動喫煙の害も特筆すべきものがあります。
喫煙者本人が吸い込む煙(主流煙)よりも、
タバコの先から排出される副流煙のほうが
より多くの有害物質を含んでおり、危険だからです。

あなた自身が喫煙者でなくても、
身近に喫煙者がいた場合は本人と同じか、
それ以上の健康リスクを背負うことになりかねません。
特に子供は影響を受けやすく、細心の注意が必要です。


 

正しく見分けよう!メリット・デメリット


さて、ここまでタバコの及ぼす
健康上のデメリットをピックアップしてきましたが、
実は喫煙にはメリットもあることも分かっています。

まず、喫煙には精神をニュートラルな
テンションに落ち着かせる効果があります。

気持ちが極端に落ち込んでいたり、
逆に高ぶっていたりするときは、
一服することで中庸な状態に戻すことができるのです。

また食欲を抑える作用も持つので、
過剰な食欲で肥満気味の場合は
ダイエット効果も期待できます。

さらに、禁煙したら急に花粉症を発症した、
逆に喫煙を始めたら症状が緩和した、
などのケースが数多くあり、
ゆえに花粉症の症状を和らげたり
発症を抑える効果もあるようです。

 

タバコの様々な影響、いかがでしたでしょうか。
タバコに関する研究は多く、また現在も日夜進んでいます。

先ほど紹介したように、
タバコはデメリットばかりとは限りませんが、
吸いすぎれば確実にあなたと周りの人々の体を
蝕むものであることは明らかです。

吸う人も吸わない人も、
メリットとデメリットを正しく理解し、
節度と周囲への配慮を持つよう心がけましょう。