非常食の画像
近年大きな地震などによって
ライフラインを遮断されるという経験を
皆様も聞いたことあるのではないでしょうか。

そこで注目されているのが非常食です。

用意しなければいけないけれど、
何をどのように用意しておけばいいのか
分からないとなかなか準備できませんよね。

そこで今回は非常食のおすすめセットをご紹介します。
またどれだけ用意しておけばいいのかということも
大切ですので、そちらも合わせて見てみましょう。

 

非常食のおすすめセットは?

非常食を準備するときに頭に入れておいて
ほしいことは、ライフラインの遮断です。

ガスや水道、電気はストップしてしまうことを
前提に考えてみましょう。

まず一番に用意してほしいものは水です。
水は人が生きていく上で欠かせない物です。

またこれから紹介する非常食の中に水があれば
おいしく食べることができるものもあるので
水はしっかり用意しましょう。

さてセットとして考えるのですが、
やはり主食・副菜は必要であり、
さらに甘いものを加えた3セットがあると
満足感もありますよね。

非常食の主食として人気があるのがアルファ米です。
アルファ米とは、炊飯した米を乾燥させて
作っているもので、熱湯や冷水をいれるだけで
飯へ復元できて食べることができるようになるものです。

アルミ箔のフィルムによって包装されており、
そこに水を注ぐだけなので皿などを
用意することなく食べることが可能となっています。

その他にはスーパーなどで売られているおかゆです。
おかゆは水分も含んでおり、
水があまり確保できない状況のときにはとても重宝されます。

パンも主食として用意してもいいと思いますが、
パンは日持ちしない上に、
水分を欲するようになってしまうので
賞味期限切れなどに注意するようにしましょう。

次に副菜です。
副菜は缶詰を用意しましょう。

缶詰は日持ちしますし、
温める必要がないものが多く
非常食としてとても優秀です。

種類は沢山ありますので
お好きな物を選んでおくといいです。

好きな食べ物を非常時に食べられるということは
心に癒しを与える上でとても重要です。

この点を考えて甘いものも用意していただきたいです。
糖分は疲れを取り除く効果もあります。
甘いものが苦手な方も非常時には
糖分が助けてくれるという事がありますので用意しましょう。

甘いものでオススメのものはクッキーや飴です。
ただ、クッキーは喉が渇くという欠点があります。
そこで非常食として人気なクッキーは
しっとりとしたソフトクッキーです。

味も飽きないように様々なものを用意するといいですね。
チョコレートはカロリー摂取に優秀なため
取り入れたいのですが、寒い季節限定となってしまいます。

冷蔵庫も使えない夏場は溶けてしまい
おいしく食べられない為、季節によって
用意するお菓子を変えていくといいかもしれませんね。

このように自分自身、ご家族が満足できるものを
用意することがとても重要です。

もう一つ考えてほしいのが、非常食を続けていると
温かいものが食べたいという欲求が出てくることです。

そこで温かい非常食を食べるためにも
ガスコンロを用意しておきましょう。

ただガスボンベなどとても貴重になりますので、
はじめのうちは使わずに冷たいままでも食べたほうが良いです。

温かい物を食べたいという欲求が出た時に
ガスコンロは使うようにしましょう。

お湯を沸かすことができるので
カップ麺や汁物も食べることができるので、
余裕があればカップ麺・粉末スープを
用意してみましょう。

これらの食品が非常食として
とても役立ちますので
是非用意してみてくださいね。

非常食②の画像

 

備蓄量はどれくらい必要?

さて、何を用意すると良いか分かると
次にどのくらい備蓄しておけばいいか
ということが気になりますね。

よく聞くのが3日分ではないでしょうか。
ライフラインや交通機関が回復するのに
3日程かかると言われているからです。

しかしながら実際は3日では回復せず
10日程かかったという事例があります。
3日分は最低限と思ってください。
今は10日分の備蓄があるといいと言われています。

ですがご家族がいる方は特に
10日分の水や食品を常備しておくのは
なかなか難しいですよね。

そこでローリングストック方式という方法を
日ごろから行ってみましょう。

これは非常食になりえるものを
普段の食事にも使用し、
なくなったら新しいものを
追加していくという方法です。

この方法を使うと
常に新しいものを補充でき
場所もあまりとらなくて済みます。

いざという時を日ごろから意識して
生活できますよね。

では具体的にはどのくらいの量が
必要なのか見てみます。

水は1日1人3リットルです。
家族3人4人となるとペットボトルが
かなり必要ですね。

水もローリングストック方式で使うと
古い水を置いておくということにならないので
是非活用してほしいのですが、
置く場所に困りそうですね。

なかなか難しいと思いますが
水は絶対に欠かせませんので
頑張ってストックしておきましょう。

食品ですが、1日3食を10日分です。

小学生から上のお子様は
みんな大人と同じ量で用意してください。

小学生未満のお子様の場合は
大人の3分の2で大丈夫です。

これも一度に準備するとなると
置く場所やコスト面で悩んでしまうので、
日持ちするものを少しずつ揃えていきましょう。

ただいつ非常食が必要になるか分からないので、
思い立ったらすぐに準備し始めるようにしましょう。
いかがでしたか。
どんなものをどれだけ用意したらよいか
少し具体的に考えることができましたでしょうか。

明日は我が身という言葉もありますので、
早め早めの準備をしておきましょう。。