ニコチン依存症って病気なのでしょうか?

離脱症状の期間はやニコチンの作用、
体内への影響について
取り上げていきたいと思います。

日常的にタバコを吸う習慣が
ある人は必見ですね。



タバコによる健康への害が
声高に叫ばれて久しいです。

祖父は、一日に2箱以上は吸う
ヘビースモーカーでしたが、

孫たちがいくら
「煙たいからもうタバコは吸わないで!」
と言っても、必ず、

「これはタバコじゃない、シガレットだ」
といって、モクモクと吸い続けていました…。

タバコの値上げや、健康志向ブームのなか、
喫煙する人はだいぶ少なくなってきたように感じますが、

喫煙者の中には
「禁煙したいんだけど、なかなかやめられなくてさ」
という方もいらっしゃるのでは?

タバコがやめたくてもやめられないのは、
タバコに含まれるニコチンに
依存性があるからなのです。

「禁煙なんて得意中の得意だよ、
なぜなら、もう今まで100回は禁煙してきているからね」
というジョークもあるくらいですから…。

ニコチン依存症って、
具体的にどのような症状なのでしょう?

ニコチン依存症ってどんな病気?ニコチンは体内でどのように作用するの?

ニコチンは、タバコの煙に含まれる物質です。

タバコを吸うと、
ニコチンは肺から血液中に取り込まれ、
すぐに脳へ達します。

脳には、ニコチンと結びつくと
快感を生じさせる受容体があり、
このニコチン受容体とニコチンが結合すると、

ドーパミンが放出され、快感が得られます。

そのため、もう一度快感を得ようとして、
またタバコが吸いたくなります。

繰り返しタバコを吸ううちに、
タバコを吸わないとイライラする、
不安を感じるなどの禁断症状、
離脱症状があらわれるようになるのです。

これがニコチン依存症です。

ニコチン>ヘロイン>コカイン>アルコール>カフェイン

これは、これらの薬物使用者のなかで、
依存症になる割合の高い順に並べたものです。

つまりニコチンは、
ヘロインやコカインなどの麻薬にも
おとらない依存性を持つ薬物なのです。

離脱症状の期間はどのくらいかかるの?

長期間、喫煙してきた人のほとんどが、
身体的に、心理的にもニコチン依存症になっていますので、
禁煙を行うと、離脱症状に見舞われることになります。

離脱症状には、

・イライラする、怒り、不快感

・集中力の低下、疲労感、体のだるさ

・不眠、眠気

・食欲増進

・頭痛

といった症状があります。

禁煙するとこうした離脱症状が起きますが、
2、3日後あたりにピークを迎え、
約1週間後か、長くても2、3週間後には
消失するとされています。

離脱症状は、タバコを吸うことで消えるので、
依存度が高い人ほど、
ニコチンの離脱症状に苦しむことになります。

しかし、この期間を乗り越えれば、
食事が前より美味しく感じるといった
禁煙による嬉しい効果が
感じられるようになります。

つらい離脱症状を乗り切るためには、

・強い眠気が起きるので、できるだけ睡眠をとること

・お水や白湯、お茶などで水分補給をすること

といった方法がつらい症状を緩和してくれるようです。

禁煙者かどうか確かめる「コチニン検査」って?

生命保険の中には、非喫煙者であり、
その他健康状態が良好であれば、
保険料が割引になるものもあるようです。

喫煙していないかどうか確かめる方法として、
「コチニン検査」があります。

コチニンとは、
タバコの煙に含まれるニコチンが、
体内で分解されてできる物質のことです。

検査方法は、綿棒のような検査キットで唾液を採取し、
専門の調査機関に送付します。

禁煙後1年以内の検査で
コチニンが検出されてしまう例もあるようですが、

ニコチンは、禁煙後およそ2、3週間で
体外に排出されるといわれていますので、
まずは3週間の禁煙期間を乗り切ればほぼ成功、
といえるのではないでしょうか。

 

昨年の4月からの消費税増税に伴い、
タバコの値段も一斉に上がったようです。

個人的には、タバコ一箱買うお金があったなら、
文庫本の一冊、漫画の一冊、
スイーツのひとつでも買って
ゆっくりと味わいたいと思ってしまいますが…

「なかなか禁煙できない」
と嘆いている方。

健康のためにも、
自分の周囲にいる大切な人のためにも、
禁煙によって何が得られるのか、
今一度考えてみてはいかがでしょうか?