お子様が産まれて初めて桃の節句や端午の節句を迎えるとお祝いがありますね。
嬉しい反面初めてのことで戸惑うこともあるかと思います。
中でもお祝いのお返しは何がいいのか悩む方は多いです。
そこで今回はおすすめの内祝いをご紹介します。

 

初節句の内祝い・お返しは?

ではまずお返しについて詳しく見てみます。
初節句の際お祝いの席を設ける場合、出席される方とされない方がいますね。
出席された方には招待自体や料理でのおもてなしがお返しとなりますので、
内祝いは基本的には不要です。

料理でおもてなしする場合は何がいいかですが、やはり節句にちなんだものがいいですね。
桃の節句はちらし寿司が基本です。
具材には蓮根や海老は縁起がいいとされていますので是非入れてください。

また蛤のお吸い物も用意しましょう。
蛤は女の子の美徳と貞節を意味するものですので桃の節句にはピッタリですね。

端午の節句ですが、桃の節句に比べてこれといった料理がなかなか思い浮かびませんね。
そこで端午の節句は男の子が成長し出世できるようにと祝うものですので、
その意味を込められた料理を出すようにします。

タケノコやブリがおすすめです。
タケノコのようにのびのびと成長し、出世魚であるブリも縁起がいいですよね。
タケノコのお吸い物やブリの照り焼きなど、
食材を活かした料理を考えておもてなしするといいでしょう。

また自宅でお祝いをする他、お店を利用する方法もありますので、
出席される方々とご相談の上決めるようにしましょう。
そして出席できなかった方でお祝いを頂いた方には内祝いを用意するようにします。

ですが、最近は祝の席を設けない場合が多くなっていますので、
そういった方はお祝いを頂いた方全員へ内祝いを用意するようにしましょうね。

では次に相場ですが、頂いたお祝いの金額の
3分の1から半額程度のものが一般的で丁寧だとされています。
祝い菓子や品物でお返しするようにします。

お返しの期間はできるだけ1週間以内にすることが理想です。
遅くてもその節句の月に返せるようにしたいですね。

お祝いの品にはお礼状を添えて赤ちゃんの写真を入れると良いです。
そしてのしは紅白結びで上段に「内祝い」下段に赤ちゃんの名前を書きます。
直接お祝いの席を設けられない場合はできるだけマナーのあるお返しがしたいですね。
是非参考にしてみてください。

 

内祝い・お返し、男女別でおすすめは?

基本的に男女別で考える必要はないのですが、
分けたい場合はその節句にちなんだものが縁起がいいとされていますので
そういった物を贈るといいでしょう。

男の子は端午の節句ですので、柏餅が人気です。
その他にもちまきや鯉のぼりの形をしたクッキーなどがあります。

女の子は桃の節句ですので、桜餅やひなあられがいいですね。
男の子同様お雛様をかたどったクッキーやお菓子もおすすめです。

ただ柏餅や桜餅などは各ご家庭で既に用意しているということも多いため、
しっかり確認するようにしましょうね。

男女区別しない場合のおすすめの内祝いも見てみましょう。
最近一番人気があるのはそうめんです。紅白で綺麗なそうめんは喜ばれます。
またお茶の詰め合わせや紅白の角砂糖、その他お菓子の詰め合わせなど食品が人気です。

食品以外の物がいい場合はタオルのセットも良いです。
しかし好みが分からない時もありますよね。
そんな時はカタログギフトを贈るといいでしょう。

贈る相手の好みに合わせてお返しを選んでみて下さいね。
中にはお返しは必要ないという方もいらっしゃいます。
そんな時は後日お手紙に写真を添えるなどしてお礼の気持ちを伝えるようにしましょう。


 

いかがでしたでしょうか。
お子様が産まれ新たな経験をすることも増え大変にはなりますが、
しっかりとマナーを守りお子様の祝い事を気持ちよくできるようになりたいですね。
是非参考に初節句を素敵な日にしてください。